vol.210_能力のない人ほど高いのは〇〇。【素直(1)】0891

私は、自分に「プライド」が低いと思っています。

正確に言うと、“変なプライド”を持たないようにしてきました。

何か分からないことがあれば、「すみません、わかりません。教えてください」と素直に言います。

そうやって一つひとつ新しいことを学び、自分の成長に変えてきました。

もちろん、今でも知らないことやできないことは山ほどあります。

でも私は、それを恥だとは思いません。

わからないなら「教えてください」と言えばいいだけのことです。

できないなら「やり方を教えてください」と頼めばいい、それだけのことです。

ところが、人によってはそれがなかなかできないんですね。

「わからない」と言えない、「できない」と言えずに、知ったかぶりをするんです。

そうしているうちに時間はどんどん過ぎていき、気づいた時には、もう分からないことを人に聞けない年齢になっていくんです。

なぜかというと、プライドが邪魔をしているのです。

でもこれは、プライドの高さ・低さの問題ではなくて、ただの“思い違い”なんです。

くだらないことにこだわって、それを「プライド」だと勘違いしているにすぎません。

私は、恥をかくことを恐れません。

むしろ、恥をかくことは成長のチャンスだと考えています。

変なプライドは、成長を妨げるだけです。

だったら、そんなものは捨てたほうがいい。

「もっともっと成長したい」、この気持ちさえ持ち続けていれば、人は何歳になっても成長できます。

これまで多くの経営者と接してきましたが、本当に優秀な社長ほど、変なプライドがありません。

「ここを変えた方がいいですよ」と言われると、「はい、わかりました」と即座に受け入れ、すぐに行動します。

成功している人ほど、柔軟で素直なんです。

反対に、「自分はプライドが高い」と胸を張る人がいますが、それは「自分には能力がありません」と世間に宣伝しているようなものです。

能力がない人ほど、変なプライドが高い。

これは残念ながら、よくある現実です。

私たちは幾つになっても、いつからでも、もっと成長できる可能性を持っています。

でも、それを阻むものがあるとすれば、自分の中にある「変なプライド」かもしれません。

どうか皆さん、自分の成長を止めないでください。

恥を恐れず、「わからない」「教えてほしい」と言える勇気を持ちましょう。

そして、どんなときも素直に、前に進んでいきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。