私は、自分に「プライド」が低いと思っています。
正確に言うと、“変なプライド”を持たないようにしてきました。
何か分からないことがあれば、「すみません、わかりません。教えてください」と素直に言います。
そうやって一つひとつ新しいことを学び、自分の成長に変えてきました。
もちろん、今でも知らないことやできないことは山ほどあります。
でも私は、それを恥だとは思いません。
わからないなら「教えてください」と言えばいいだけのことです。
できないなら「やり方を教えてください」と頼めばいい、それだけのことです。
ところが、人によってはそれがなかなかできないんですね。
「わからない」と言えない、「できない」と言えずに、知ったかぶりをするんです。
そうしているうちに時間はどんどん過ぎていき、気づいた時には、もう分からないことを人に聞けない年齢になっていくんです。
なぜかというと、プライドが邪魔をしているのです。
でもこれは、プライドの高さ・低さの問題ではなくて、ただの“思い違い”なんです。
くだらないことにこだわって、それを「プライド」だと勘違いしているにすぎません。
私は、恥をかくことを恐れません。
むしろ、恥をかくことは成長のチャンスだと考えています。
変なプライドは、成長を妨げるだけです。
だったら、そんなものは捨てたほうがいい。
「もっともっと成長したい」、この気持ちさえ持ち続けていれば、人は何歳になっても成長できます。
これまで多くの経営者と接してきましたが、本当に優秀な社長ほど、変なプライドがありません。
「ここを変えた方がいいですよ」と言われると、「はい、わかりました」と即座に受け入れ、すぐに行動します。
成功している人ほど、柔軟で素直なんです。
反対に、「自分はプライドが高い」と胸を張る人がいますが、それは「自分には能力がありません」と世間に宣伝しているようなものです。
能力がない人ほど、変なプライドが高い。
これは残念ながら、よくある現実です。
私たちは幾つになっても、いつからでも、もっと成長できる可能性を持っています。
でも、それを阻むものがあるとすれば、自分の中にある「変なプライド」かもしれません。
どうか皆さん、自分の成長を止めないでください。
恥を恐れず、「わからない」「教えてほしい」と言える勇気を持ちましょう。
そして、どんなときも素直に、前に進んでいきましょう。