努力は裏切らない?

林修先生の言葉で「努力は裏切らないというのは不正確。正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない」というのがあります。

行政書士試験勉強をしていたときに自分では正しいと思っていても、今思うと間違ってたなということはあります。

どこでも集中できて、学習効果が現れるのであればいいのですが、TVのついた部屋でながら勉強をしても『場所』が間違っていたことがあります。

私の正しい場所は「自習室」でした。

過去問をひたすら解いて勉強しても、いつの間にか答えを覚えてしまったり、受験校の先生が「テストに出る可能性が低い」と教えてくれても、やっておかないと不安だったりして、『方向』が間違ってることもあります。

学習の結果を出すには『閾値』を超えてやる必要があります。

『閾値』とは、ある結果を起こさせるための最低の努力量とでも言いましょうか。

だらだらと時間を積み重ねるのではなく、一気に集中してやることも必要なのです。

そうした正しい努力をすれば、裏切らないということですね。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。