『ツキの正体』を読みました。

桜井章一氏の「ツキの正体」を読みました。

『負けない技術』に続き2冊目です。

気になったら部分をいくつか抜粋したいと思います。

ツキをとらえるのは感性だと書きました。感性です。感情ではありません。そこを誤解しないでください。感情的になると、ツキは逃げていきます。

麻雀に限らず、感情的になると周りが見えなくなるので、冷静に状況を把握したり分析・判断ができなくなります。

感性を高めるのに1番良いのは、いろいろなことに気づくように努めることです。すべては気づきから始まります。鈍感である事は、それだけでツキから見放されるのです。

日頃から経営塾で「感性を鍛え磨く」ことを教わり実践しているので、頷けます。

感性を鍛えることにより、良いお客様とつながるにとができます。

気付いたら即行動を習慣づけるメリットは、本来の自分をさらけ出し、自分と言う人間をきちんと認識できることにもあるのです。すぐやる人はツキまくる。

私も日頃から「即決」しすぐ行動するように心がけいてます。

長い時間塾考して答えを見つけるよりも、早く決めて早く間違える。

意思決定の回数が多い方がいいのです。

素直と言うのは、人の言いなりになることとは違います。固定観念を持たないことです。決めつけない。すべての物事は常に変化するのだ、と言う大前提をちゃんと知っていて、固定観念を疑ってみる柔らかさを持っている。それが素直と言うことです。

歳をとればとるほど素直さがなくなってくると感じます。

固定観念にとらわれないということは、簡単ではありません。

物事を決めつけずに「なぜ?」を繰り返し、疑ってみることで本質が見えてくるのですね。

負ける原因の99%は自滅である。

スポーツでも勝負事でも此処一番の局面で、プレッシャーに負けて自ら間違った選択をし『自滅』することはあります。

どんな時でもツキを逃さないように感性を磨き、心の柔軟さを保ちたいものです。

変化することを恐れたり、軽んじたりするのは、人間だけです。力を抜きつつも、状況に応じて自由に自分を変えていく事は、生命にあるものが生き残っていくために必要な本能なのです。

変化することを嫌う人はどこにでもいます。

しかし、世の中は常に移り変わっていて、周りの状況に合わせて自分も変化していくことが正しいのですね。

「諸行無常」です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。