興味本気で開けてしまった
じつは私、アメリカ留学中に左耳にピアスを2つ開けています。
なぜ開けることになったのかはよく覚えていませんが、アメリカの田舎町の空気がそうさせたのかもしれません。
オシャレ感覚でつい、開けてしまいました。
最初のピアス
ひとつ目は、18歳の時に友達に針で開けてもらいました。
耳たぶを氷で冷やすと痛くないと聞いたのですが、やっぱりズキズキ痛かった。
ガンガン冷やしてから裁縫で使う針で、力一杯、じわじわと耳たぶに突き刺します。
耳たぶは薄いので簡単に貫通しそうですが、なかなか通らない。
貫通したときは「ぶちっ」と音がしたのを覚えてます。
ピアスを通してからしばらくは、耳たぶとピアスがくっつかないように、消毒しながらクルクル回す必要がありました。
ふたつ目のピアス
ふたつ目を開けた理由は、なんとなく耳たぶにスペースがあったので「もう一つ開けられそう」と軽い気持ちで開けました。
ふたつ目は、20歳の時にピアス専門店に行って開けました。
ピストル型の機械に1.5mmから2mmくらいの太さのピアスをセットして、一瞬で「バチっ」と開いてしまいます。
このときは、まったく痛みは感じませんでした。
ひとつ目もこれで開ければよかったと思いました。
あれから30年。
大学を卒業後、帰国してからはまったくピアスをすることはありませんでした。
数年前、40代後半に家族で東京ディズニーランドに行ったときに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で自分用にピアスを書いました。
今もピアスが通るかどうかわかりませんでしたが、家に帰ってから挿してみることにしました。
すると20年以上、通していなかったにもかかわらず、痛みもなく「すぅ〜」っと通りました。
もう穴は塞がっていると思っていたのに、びっくりでした。
今では…
50歳になった今では、ピアスをつける機会は皆無です。
若気の至りで開けてしまったピアスですが、後悔はありません。
自分から開けていることを言わなければ、目立たないので誰も気付きません。
でもあの時、なんとなく勢いで「タトゥー」を入れなくてよかったなぁと、つくづく思います。