vol.163_仕事ができない人の口グセ。【固定観念】0551

あなたは、仕事ができる人でしょうか。

できない人でしょうか。

自分では「できる」と思い込んでいるかもしれませんね。

いずれにせよ、「目標をクリアした人には、次はやや上の目標を設定する」ということは、成長のために必要です。

 

なぜかというと、つねに「不足」を認識させて、成長するためです。

しかし、高めの目標を掲げると、「なぜ、それをやらないといけないのですか?」「それってやる意味あるんですか?」とまだやったこともない仕事について、やる意味を求められることです。

つまり、仕事のハードルの高さを恐れている状態です。

 

このように、仕事に対して説明を求める人が現れます。

まさにこれが「仕事ができない人」の特徴です

 

この時に重要になることは、仕事に対する目の前の「恐怖」から、未来にその人が成長できていない「恐怖」へと目を向けさせるのが、上司や先輩の役割です。

 

このようなときは、部下が指示の「本質」について理解できているかどうかを考えます。

本質とは、「知識」と「経験」が伴わなければたどり着かないものです。

ですから、ここでは、「まずは一度、やってみよう。やってみれば見えてくるものが必ずあるから。」と言い切りましょう。

 

そうやって一度だけでなく、繰り返し何度も実行させてみると「なるほど、そういうことか」と、遅れて指示の本質が理解されます。

重要なことは、一度だけ少しだけかじっただけでは本質が理解できるわけないんです。

 

仕事に対して説明を要求する人は、一度イヤイヤやってみても素直さが欠けているので「仕事のハードルの高さを恐れている状態」のままなので「ほら、やっぱりやっても意味がなかった」となりがちなんです。

 

だからとにかく「一度、やってみる」ことが大切で、一度やってみたら、本質がわかるまで繰り返し続けてみるという素直さがあるかどうかです。

これが「仕事ができる」ということに直結します。

いちいち納得を求めて、それから行動するような人は、圧倒的に成長が遅れます。ぜひ、覚えておきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。