vol.222_職場をショールームにする。【見える化】1466

ショールームというと、普通は商品を並べてお客様に見てもらう場所を想像すると思います。

しかし、今日お伝えしたいショールームとは、少し意味が違います。

それは「働く社員の姿そのものが商品になる」という考え方です。

 

今の世の中は、8割以上がサービス業です。

つまり、お客様は「何を買うか」だけではなく「誰から買うか」を見て判断しているんです。

特にサービス業は形のある商品がありません。

だからこそ、お客様は不安を感じます。

「本当に大丈夫だろうか」「信頼できる会社だろうか」と考えます。

 

そこで大切になるのが「働く人の姿」です。

お客様は、私たちの働き方を見て判断しています。

「あ、この会社はしっかり教育されているな」

「このスタッフなら安心して任せられるな」

そう思っていただけたとき、お客様は多少価格が高くても選んでくださるのです。

 

わかりやすい例が東京ディズニーランドです。

ミッキーマウスを思い浮かべてみてください。

いつも元気に手を振って、来場者を楽しませていますよね。

ミッキーマウスが、あぐらをかいてタバコを吸っている姿を見たことがありますか?

おそらく、誰も見たことがないと思います。

さらに、掃除をしているキャストの方々を見てください。

彼らは、ただ箒とちりとりでゴミを拾っているだけではありません。

ときには水を使って地面に絵を描いたり、お客様を楽しませたりしています。

掃除という仕事一つとっても、「見せる仕事」に変えているんです。

 

これはディズニーランドだからできる、特別なことだと思いますか。

決してそんなことはありません。

会社が「こういう働き方をしよう」と決め、社員を育てていけば、どんな会社でもできることなんです。

 

私たちのフィットネスジムも同じです。

マシンや設備だけで選ばれるか?

会費が安いから選ばれるか?

そうゆう時代ではありません。

 

お客様はこう思っています。

「このスタッフ、すごく感じがいいな」

「この人に教えてもらいたいな」

「このジムなら続けられそうだな」

つまり、働く皆さん一人ひとりがFE東松山店の価値そのものなんです。

お客様がスタッフを見て、

「この会社、なんだかすごいな」

「ここは信頼できそうだな」

そう思ってもらえたら、自然と「何を提供しているジムなんですか?」と興味を持ってもらえます。

そこからお付き合いが始まります。

 

これは、最高のスタートの仕方です。

そして、ライバル会社が簡単に真似できない差別化になります。

もちろん、これは一朝一夕ではできません。

だからこそ価値があり、強い会社になれるんです。

 

ぜひ皆さんに意識してほしいことがあります。

それは「働く社員が商品である」という考え方です。

お客様がジムに来たときに、

「このジムいいな」

「ここでトレーニングしたいな」

そう感じてもらえる場所にする。

つまり、会社そのものをショールームにするということです。

 

「そうなったらいいな」ではなく、「そうする」と決めてください。

決めた瞬間から、会社はその方向に進み始めます。

ぜひ、スタッフの姿そのものが価値になる、そんなショールームのようなジムを作っていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。