プロアマと言えば・・・

私は子供の頃から球技が苦手です。唯一楽しめる球技は、ビリヤードくらいです。
今から8年前に某建機メーカーのご招待で男子シニアプロとゴルフをする機会がありました。9月の本番まで3ヶ月しかありませんでしたので、急いで道具を買い打ちっ放しに通い始めました。1回10分ほどのプロのレッスンを10回ほど受けたのですが、すぐに気づいたことは「やっぱり球技は苦手だな、センスがなさすぎる。これはいくら時間とお金を使って練習しても上達しないな。」と言うことでした。どうしてもボールを芯でとらえることが上手くできません。
とりあえずクラブを振って、ボールを何となく前の方に飛ばせるようになった頃に本番を迎えました。

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【写真=一緒に打ちっ放しについてきた当時8歳の娘】

前夜祭が盛大に開催され、食事会&くじ引きでシニアプロからの記念品が当たるイベントがありました。私は中島常幸プロから赤いSRIXONのシャツとボールをいただくことができました。
前夜祭と翌日のラウンドを通じてのシニアプロの印象ですが、テレビで見たことのある有名な方のほとんどはとても紳士的な対応をしてくれていましたが、中には横柄な態度と言葉遣いで威圧的でな人もいました。
彼らから何かを気づきを得るなんて気も、その時にはありませんでした。全く興味がなかったのです。
その後も、今回の件をキッカケに練習を続け何度かコンペに参加しましたが「やっぱり好きになれないな。」となり、今は道具も売り払ってしまいました。
でも手入れに行き届いた綺麗なコースに出るのはとっても清々しく気持ちの良いことでした。(ゴルフより合間にやった「クワガタ捕り」の方が楽しかったな・・・)
ゴルフをやってみて学んだことは「神経のつながった自分の体でさえ思い通りに動かせないのに、他人が自分の思い通りに動いてくれるなんてことはあるわけがない!」ということです。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。