vol.24_人生は転源自在で上手くいく。【転源自在】1127
人はそれぞれ課題や問題、心配事を抱えています。
家庭の問題、仕事上の課題、そして自分自身の問題などをみんな抱えています。
課題がない人はいません。
まずはっきりと分けて欲しいのは、自分自身が手を下して影響を及ぼせる範囲のことと、自分では変えられないことを分けることです。
もし変えられないのであれば、結果を受け入れるか、もう考えないと決めることです。
自分自身で影響を及ぼせることに意識を向けて、そのことに集中することが重要です。
自分で影響を及ぼせる課題や問題であっても、不平不満を言っているのを耳にすることがあります。
それを良く聞いていると、自分以外の誰かのせいでこうなった、と言っているのです。
転源自在という言葉を覚えていますか。
変えられるのは未来と自分自身だけで、過去と他人は変えられないと言う意味でした。
これはどうゆうことかと言うと、主体性をもつことで自分ごとに置き換えること、問題の原因が自分にあるという考え方なんです。
「私が悪いから」というのとは違います。
仕事をしていて、こんな経験はないでしょうか。
人と話している時に、相手の悪いところや欠点ばかりに目がいき、その人の言葉や行動が自分の思った通りにならないことにイライラしてつい言葉遣いが強くなり、その人との関係がギクシャクしてしまう、そんな経験がある人もいると思います。
どうでしょう、これって転源自在ではなく、転源他在になっていますよね。
もしあなたが今、いる場所も関わる人も前とは変わっているのに、また同じパターンに陥ってしまうというのは、明らかに自分自身に原因があるからで、自分自身が変わらないから、同じ結果を繰り返してしまうのです。
自分に都合の良くないことの原因は、他人のせいにした方が楽だと考えている人がいたら、それは間違いです。
なぜかというと、他人は自分の思った通りに変わってくれることはないからです。
そうであれば原因は自分にあるから、自分の考え方や行動を変えることで、2度と同じ失敗を繰り返さないようにすることをした方が、自分自身と未来を変えられるので、変化と成長を実感できて良い循環を作り出せるのです。
「なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」と言ったことがある人は、毎回、気づかないうちに原因を人のせいにして、自分自身の考え方と行動を変えてこなかったから、繰り返し起きてしまうのです。
大切なことは、変わっていくのはまず自分自身が先です。
相手が変わらないと俺は変わらない、という意固地な人がいますが、それも間違いです。
なぜなら、鏡を見ながら鏡の中の自分が謝るまで俺は謝らない、と言い張っているのと同じだからです。
皆さんの身に起きている課題や問題は、全て今の皆さんにちょうどいいことが起きています。
変化していくことは決して恐れることではありません。
むしろ楽しんですることなんです。
きっかけは周りの誰かや何かでも構いません、自分で影響を及ぼせることは、転源自在で行動していきましょう。
はい、今週の知行合一のススメは以上です。