vol.44_全速力で遠回り。【近道】1041

vol.44_全速力で遠回り。【近道】1041

今日のテーマは、全速力で遠回りという話をしていきます。

皆さん、近道をさがしてみた経験はあるでしょうか?

近道を探すという行動自体は、悪いことではありません。

うまくやりたい、早くやりたいっていう気持ちの表れですから、それ自体は問題ありません

では、近道が見つかる時っていうのはどういう時かっていうのを、思い出してほしいんです。

仕事ができる人の心得の【近道】 1041

遠回りしたことがある人、ムダな体験や失敗が豊富な人でないと見つからない。

(CCCメディアハウス 小山昇著『増補改訂版 仕事ができる人の心得』)

例えば小学生の頃、学校の下校の時に近道が見つかる時っていうのは、どんな時でしたか?

友達と歩いていて時間があるから「こっちの道なんだろう?」と言う感じで行ってみると「なんだよこの道、ここに出てくるのか!すごい近いじゃん!」ってそんな感じで、近道っていうのは見つかることを覚えていると思うんですよね。

このように、近道っていうのは遠回りをしたことがある人が見つけることができる道を、近道って言うんです。

移動する道順も、仕事の手順も同じです。

ですから社員の皆さんの仕事でも、ムダな体験とか失敗が豊富じゃないと、見つけることができないってことなんです。

社長の私もいろいろ遠回りをしてきてるので、そうすると無駄な体験・失敗の豊富さが今に生きてるわけなんですね。

今日、皆さんにお願いしたいことは、近道探しに時間を使いすぎないということです。

それよりも、全速力で遠回りを行った方が早くゴールにたどり着くことができるので、考えすぎて動かないより、すぐに行動して遠回りの道を行く、これぐらいの気持ちで、ぜひ仕事に取り組んでください。

全速力で遠回り、これが仕事も人生もうまくいくコツなので、ぜひ実践してください。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。