vol.97_社会人のお客様。【お客様の評価】0169

多くの会社が「お客様第一主義」を掲げていると思いますが、お客様第一主義を実践できている会社は、本当に世の中少ないなと思っています。

それぐらい自分たち第一、社員第一、会社第一主義が蔓延していると感じます。

最近ニュースになっているビッグモーターもそうですね。

今日は、社会人にとってお客様は2人いるということを知って欲しいんです。

まず1人目、これは通常のお客様で、私たちの商品やサービスを買ってお金を払ってくれる人や企業がお客様ですね。

もう1人は自分のことを評価してくれる上司や先輩がお客様です。

自分を評価してくれる上司、先輩の期待に応えることや、指示命令をできるだけ早く完了させる、これが本来お客様第一主義でやるべき仕事なんです。

にも関わらず多くの会社では、お客様は2人いることを伝えてないがために、あの上司は〇〇とか、あの先輩は〇〇だとか、またはどうしてこの評価になるんですかっていうのを追求したりするのは間違いなんです。

実際のお客様にそんなこと言わないですよね。

それに、自分を評価してくれ上司の期待に答えられない人が社外に大勢いるお客様の期待に答えることなんて、できるわけがないんです。

お客様の評価っていうのは⭕️か❌かしかないんです。

これをもう一度徹底して社員のみなさんと共有する必要があります。

実際の経営ビジネスでは⭕️じゃなければ80点でも90点でも全て❌なんですね。

だから徹底してお客様満足を上げていき、お客様ファースト第一主義を徹底していくことです。

これを共有する必要がどうしてもあるんですね。

何年も何年も年輪のように伝えて、失敗も重ねてやっと身に付いていく、それがお客様第一主義だと思っています。

ですから、社会人にはお客様が2人いることを意識していくと、お客様第一主義も徹底できますので、ぜひ共通の言語として浸透させて欲しいと思います。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。