私たちは、日常の中でふとした瞬間に何かに気づくことがあります。
その気づきがどんなに小さなものであっても、それがきっかけとなって大きな変化を生むことがあります。
しかし、多くの人は気づいたことをメモすることもなく、即行動することもなく「後でやろう」となって、時間が経つと忘れてしまうんです。
ひどい人になると、「そんなのやる意味がない」とか「結果は分かっているからやるだけムダ」と思い込み、行動に移すことをためらってしまいます。
自分以外の人や周囲の出来事について興味や好奇心がなく、何をするにも「面倒臭い」と言って何も行動しないでいると、未来が変わることはありません。
昨日と同じ明日がやってきます。
これは大きな問題です。
なぜなら、気づくことができない、あるいは気づいても行動しない人は、新しいチャンスや可能性を見逃してしまうからです。
こうなると人は老いていきます。
自分は何でも知っている、何でもできると勘違いしていきます。
多くの人が「気づく」ということに対して消極的で、その結果として、変化を恐れ、現状維持という後退を選んでしまいます。
しかし、気づきと行動は密接に結びついていますから、気づいたことを実際に行動に移すことではじめて、未来を変えることができるのです。
その気づきこそが経験となり、あなたの財産となります。
では、どうすればこのことに気づいて、行動に移すことができるのかというと、
①小さな一歩から始める、
②自分との会話をポジティブにする、
③他人からの意見やアドバイスを積極的に取り入れる、ことがとても重要になります。
今日、一番伝えたいことは、考えるだけでは何も変わらないということです。
他人に指図されてやらされることに抵抗感がある人も多いかもしれません。
しかし、自分で気づいて意欲的に行動できないのであれば、他人に促されたら「やってみる」ことをしてみましょう。
「やる」「やらない」と決断しているのはあなたです。
あなたが「やらない」ことをまわりの人達が選んだからと言って、「やる」ことを選んだ他人のことを批判をしたり文句を言うのは見当違いです。
自分の決断に責任を持ち、他人の決断も尊重してください。
未来を変えるのは、気づきと行動です。
小さな気づきが大きな変化を生むことを忘れず、積極的に行動していきましょう。
その行動の中で得られる経験や学びは、必ずあなたの財産となり、より良い未来を築く力となりますからね。