普通、人の脳は歳をとると衰えると思われています。
20歳を過ぎれば脳細胞が減っていくと言われていますし、40歳になれば認知症が始まるとも言われています。
しかし間違いないことは、頭を動かしワクワクしながら生きていたら、必ず脳は変化していきます。
今から15年前に、当時50歳くらいのある経営者の方が、私も参加していたあるセミナーに参加されたことがありました。
その時は、本当にしんどそうでつらそうに見えたんです。
そして先日、その経営者は15年前に受講したセミナーを再度、受けられたのです。
そうしたところ、不思議なことに10年前に比べてはるかに情報が頭の中に入ってきて驚いた様子で話してくれました。
普通なら15年もたって還暦を過ぎたら脳は衰えていくと考えられます。
しかしこの15年間、前向きに物事を考え、いろいろなチャレンジをしていかれたことで脳が活性化したのだと思います。
人生の中で大切なことは、やはり前向きな心と人生を楽しむ考え方です。
そしていろいろなことにワクワクしながらチャレンジする態度と姿勢です。
人は年齢を重ねることによって衰えるわけではありません。
心がけによってますます磨かれていくのです。
今、人生100年時代といわれています。
その中で「長生きリスク」なるネガティブな考えも世の中には流されています。
本来喜ばれるべき長寿が人生の悲惨さの入り口のようにいわれることは残念なことです。
心配するのではなく、明るく生きる心がけをもつのです。
あなたがもし50歳を過ぎ「もう歳だ」という感覚を持ち始めていたら、私はあえていいたいのです。
その意識を今日から封印しましょう。
そして「いよいよこれからの人生が本番だ!」
という心構えで日々を送っていくことです。
人は老いたから変われないのではなく、変わらないから老いていくんです。
幾つになっても、ワクワクする未来を想像しながら日々を過ごしてみてください。