vol.153_方針は徹底することで価値を増す。【浸透】0840

今日のテーマですが、方針と言うのは徹底することで価値が増します。

経営計画書に書かれている事は、必ず実施しないといけません。

実施できないのであれば、消す必要があります。

後は忘れてはいけないのは、経営計画書には会社のビジョンが書かれています。

会社はこっちの方向に行くよってことが書かれてますので、そこに全員で目指していく、日々奮闘していくってことが書かれていますしとても重要なことです。

でも社長の私は、そこに強引に連れてっても仕方がないことも分かってます。

なぜなら、社員一人ひとり、思ってることは違うからです。

だからこそ経営計画書にも「皆さんに数々の協力をお願いします」って書いてあるんです。

一人ひとりに「納得」や「理解」して欲しいとは思ってません。

それでも「行動」を揃えようとしてくれる社員が大切なんです。

 

どの時代にも、どの業界にも「やるぞ」と決まったことをやらずに、「やるな」ということをやる人はいます。

例えば、高校生であれば、義務教育ではないので、なぜ勉強をしなきゃいけないのか「納得」も「理解」もせずに、校則違反を繰り返す生徒がいたら、そうゆう人は退学していくか、退学させられていると思うんです。

間違ったバスに乗ったと気づいたら、自ら降りるか、下されるのは当然なんです。

 

社会人も同じです。

今いる会社でどういう態度をとるかはその人次第ですが、周りの足を引っ張っている自覚がないのは問題です。

今、日本には336万社の中小企業があります。

毎日、3社ずつ採用面接を365日受け続けたとしても、2557年かかります。

要するに、自分が納得できる会社を探し続けることに意味はなく、自分で選んだ道でどうやって輝いていくか、選んだ道を正解にするかを自ら決めるということです。

 

経営計画書には、会社はこういう方向に向かって行くよ、そこに協力してくれる社員たちを豊かにしますって書いてあります。

だから、協力してくれる社員をエコ贔屓するのは当然なんです。

会社で決まったことをどうせやるなら、楽しみながら一人ひとりが成長できる会社にしていきます。

これからも苦しい状況に不平不満を言い続け何も行動しないのではなく、どうせやるなら楽しくやっていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。