人生も仕事もちょっとした準備の差や、手順の進め方の差で大きく変わってきます。
今日は皆さんもよく知っているカップラーメンを作る手順で比較してみます。
カップラーメンを段取りよく作る人の手順(効率的な方法の例)
- お湯を沸かす準備をする
– 早く沸騰するケトルをお勧めします。
– 使う分の水を事前に計量しておくとスムーズ。(約300ml)
- お湯沸かしてる間にフタを開け、調味料を確認
– 後入れの調味料がある場合は取り出しておく。
- お湯が完全に沸騰したら、すぐにカップへ注ぐ
– ぬるいお湯では麺がうまく戻らないので、しっかり沸騰したお湯を使う。
- フタをしっかり閉じる&タイマーをセット
– 液体調味料の袋を乗せて温めておくと脂がとける、フタを抑えることができて一石二鳥。
– タイマーをスタートする。
- タイマーがなったらフタを開け、しっかり混ぜる
– 麺が均等にほぐれるよう、底からよく混ぜる。
– 後入れ調味料がある場合はここで入れる。
カップラーメンを段取り悪く作る人の手順(非効率な方法)
- お湯を沸かす前にカップを開けてしまう
– まだお湯を沸かし始めていないのにフタを全部開けてしまい時間のムダが発生する。
- 水の量が適量でないため沸騰まで余計な時間がかかったりお湯が足りなかったりする。
- 「まあ大丈夫でしょ」と思って、お湯が完全に沸騰する前に注いでしまう。
- フタを抑えずに途中で開いてしまう
– フタをした後に他のことをし始め、時間を忘れる。
- 待ち時間を計っていないため思い出して「あっ!」と気づく
– すでに麺が伸びてふやけてしまう。
- 混ぜずにそのまま食べる
– スープの粉が底にたまったままで、残念な気持ちで食べる。
どうでしょうか。ちょっとした段取りの差で、作る速さも味も大きく変わることがわかりますね!
仕事も同じなんです。
大した差ではないと思うかもしれませんが、これを365日やるとその差は大きな差となって、人の成長や仕事の成果に現れてきます。
仕事も人生も微差の積み重ねです。
ムダな工程数を減らし、少しでも手順よく早く、誰がやっても同じ成果を出せるように再現性を高くできるようにしていきましょう。