煙山光宏 私たちは、日々の多くの時間を仕事に使っています。
だから、仕事は単なる人生の一部ではなく、人生そのものの大きな割合を占めているのです。
それだけに、どんな仕事を選びどんな姿勢で取り組むかが、私たち自身の人生に大きく影響します。
ですから、「なんとなく」や「とりあえず」といった曖昧な気持ちで仕事を選ぶのは、とても危険です。
間違った選択は自分だけでなく、家族や大切な人たちにも影響を及ぼします。
実際、どんな仕事を選びどんな会社で働くかで、人生が180度変わることだってあるのです。
でも、逆に言えば、仕事を通して自分の人生をより良い方向に変えていくこともできるということです。
そして、その変化を起こせるのは、他の誰でもなく自分自身です。
私たちは、仕事を通して多くのことを学び、成長することができます。
しかし、多くの人は「誰かが自分の人生を変えてくれる」と思い込みがちです。
だから、自分から積極的に動こうとせず、不満ばかりを口にしてしまいます。
「うちの会社はダメだな」とか「〇〇さんはちゃんと仕事をしてない」そんな言葉を聞くこともありますが、本当に変えるべきは会社や他人ではなく、自分自身です。
自分が変われば、見える景色も、感じる毎日も、間違いなく変わっていきます。
また、現実問題としてお金に困っている人がいます。
借金やローンを返せない、生活が苦しいなど、そういう時、救いになるのは唯一、仕事です。
どれだけ助けを求めても、誰かが代わりに返してくれることはありません。
自分の力で働き、自分の力で人生を立て直していくしかないのです。
だからこそ、私たちは仕事に真剣に向き合わなければなりません。
仕事を上手にサボって、やってるふりが上手くなる人になりたいのか。
それとも、与えられた仕事に全力で取り組み、素直にコツコツと継続して成長して、仕事が上手くなりたいですか。
仕事は、私たち自身をより素晴らしく変える力を持っています。
自分の生活を豊かにし、スキルを高め、自信を持って生きていけるようになれるのです。
仕事は単なる義務や生活の手段ではなく、人生そのものだということです。
だからこそ、目の前のどんな仕事でも手を抜かずに向き合い、自分を成長させていくことが、人生をより良くしていく確かな道です。
