vol.198_やる気スイッチは“期限”で入る。【意思決定】0071

年末年始のこの時期、少し立ち止まって「1年の振り返り」と「来年に向けた目標設定」についてお話しします。

まず、1年を振り返ることには、非常に大きな意味があります。

日々の忙しさの中で、私たちは自分の努力や成長に気づきにくくなります。

でも、振り返る時間を持つことで、自分がどんなことを乗り越えてきたのか、どんな学びを得たのかが見えてきます。

これは「反省」ではなく、「次への糧」にするための前向きな時間です。

 

その過程で、自分に対する理解も深まり、そして感謝の気持ちが自然と芽生えてきます。

周囲の仲間や家族の支えがあったからこそ今の自分がある、そんな気づきが新しい年を迎える上での、大きなエネルギーになります。

 

さて、来年の目標について考えるとき、ここでもう一つ大切なポイントがあります。

それは「目標に期限をつけること」です。

目標を達成できる人と、なかなか達成できない人の違いは、実はこの「期限」にあります。

世の中のほとんどの目標には期限が存在しています。なぜかというと、ゴールが見えることでやる気が引き出され、行動が起きるからです。

 

私たちの仕事や趣味の中には、明確なゴールが設定されていないものもありますが、そんな中でも「大きな目標を達成するための小さな目標」と「いつまでにという期限」を自分で設定している人は、継続する力と成果が明らかに違ってきます。

反対に、いつ終わるのか分からない目標には、力が入りません。

もし「なかなか目標が実現できない」と感じている方がいたら、一度その目標に期限が設定されているかを確認してみてください。

とはいえ、「期限を決めること」に恐れを感じる人もます。

期限を決めれば、達成できなかった時に「失敗」と感じてしまうからです。

でも、それは決して「失敗」ではありません。

行動を起こしたのであれば、経験値は確実に増えていますので、大きな最終目標の前に、小さな中間目標を設定することをお勧めします。

 

毎日の仕事でも同じで、はじめる時間を決めている人は多いのですが、「いつまでに」を決めずに、作業に取り掛かっていると自分の100%を求めていつまでも時間を使うことになります。

年末年始の少しまとまった時間の中で、ぜひ「来年の目標」を立ててみてください。

そして、その目標に明確な期限をつけてください。

 

変化は、行動の先にしか生まれません。

期限を決め、行動を始めることで、意識の質が変わり、やる気が引き出されます。

そして、その先に成果がついてきます。

今年、さらに飛躍するために、まずはこの年末年始に自分としっかり向き合い、前向きな一歩を踏み出していきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。