vol.197_アタリマエを変えていく。【常識】0793

毎日同じ環境にいると、その組織の中で共通の認識というのが出来てきます。

そうすると社員同士で理解が早くなったり、共通の言語が増えて仕事がスムーズにいきます。

でも、今日はその反対のことをあえて伝えたいのですが、それは当たり前を変えていくということです。

 

何故かと言うと、人生も経営ももっと良くするためには、当たり前を壊していくしかないんですね。

当たりをもし、日常常識と言うのであれば「仕事ができる人の心得」0793【常識】にこのように書いてあります。

「一人一人違うものです。あてにならないもの」と書いてあります。

 

つまり常識っていうのは、あてにならないんです。

世の中にはもしくは会社の中には、皆さんの中にはたくさんの当たり前があって、その当たり前に縛られているんです。

同じ日本にいる日本人同士でも当たり前に個人差があるわけですから、これから日本も今以上に多くの外国籍の人が日本に入ってきます。

間違いなく増えていきます。

そうなると日本にいるんだから、日本の常識に従えとも言えなくなってくるんですね。

 

当たり前を変えていく、思い込みを変えていくには、今の自分とは違う考え方の人と積極的に接することが必要です。

一番いいのは海外に行って現地の人と接することです。

そうすると、今までの当たり前が崩されて、新たな気づきが生まれるんです。

別の言い方をすると、みなさんの可能性の蓋が開くってことなんです。

みなさんの可能性に知らないうちに蓋がされてしまっているんです。

 

海外に出かけることが出来なくても、日本にいながらでも外国の方と積極的に接することは、いくらでも出来ます。

それも出来ない人は、本を読むことでもいいと思います。

実際に活字を目で追わなくても、今はアプリが本をまるまる1冊、読み上げてくれますから、通勤時間に手軽に聞けます。

 

積極的に今までと違う考え方に接して、当たり前の蓋を外していきましょう。

そうすると可能性が広がっていきますので、常識を疑って、非常識を迎える、当たり前を壊していくことで、可能性の蓋を開けていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。