vol.228_人を磨く経営。【社員教育2】0720

少し前ですが、長い連休の間に本を読んだり、人と会って情報交換したりして、改めて「中小企業にとって本当に大事なのは社員の教育環境」だということを強く感じました。

多くの中小企業では、社内に愚痴や不平不満が広がってしまうことがあります。

「あの人が悪い」「会社が悪い」「どうせ変わらない」そんな空気が当たり前になってしまうことがあります。

 

でも、それは社員の問題というより、私は“環境の問題”だと思っています。

特に大きいのが、教育の環境です。

社長自身が、社員に学ぶ機会を与えていない。

そして、教育のチャンスや学ぶ場をつくることに、価値を感じていない。その状態では、人は成長できません。

 

逆に、教育を受けた社員は変わります。

視野が広がり、考え方が前向きになり、会社に対して提案ができるようになります。

 

実際に、社外セミナーへ参加した人たちに「なぜ参加したのですか?」と聞くと、多くの人がこう答えます。

「会社から行ってこいと言われたからです」と。

私は、それでいいと思っています。

 

最初から「自分から学びたいです」「前向きに成長したいです」という人は、実はそんなに多くありません。

でも、きっかけは何でもいいんです。

会社に言われたからでもいい。半分イヤイヤでもいいんです。

 

大事なのは、“その一歩を踏み出した”ということです。

 

実際に行動してセミナーへ参加した人たちは、そこで新しい仲間と出会い、新しい考え方に触れ、新しい可能性を知ります。

そして少しずつ、物事を前向きに考えられるようになっていく。

 

だから私は「まず行動すること」が何より重要だと思っています。

教育というのは、最初からやる気のある人だけが受けるものではありません。

時には強制されながらでも、まず経験してみる。

その中で人は変わっていくんです。

これは仕事に限らずみなさんの人生においても、乗り気ではないけどチャンスが回ってきた時に、迷わず「YES」と言って行動に移せるようにしてください。

これからの時代、商品やサービスだけでは差別化できません。

本当に差がつくのは“人材”です。

なぜならば、みなさんは会社とお客様をつなぐ架け橋だからです。

その人材を磨かない会社は、これからますます厳しい時代になっていきます。

 

だからこそ、これからも定期的に社外で学ぶ機会をつくっていきたいと思っています。

学び続けること。磨き続けること。

それが会社の成長につながり、最終的にはお客様から選ばれる理由になります。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。