重機の特定自主検査は建機メーカーで実施、オイルやフィルターの交換は純正品を使用

弊社の方針

弊社では、コマツ、日立建機、CATのバックホウとブルドーザーを所有し現場で使用しています。

これらの建設重機の「特定自主検査」は建機メーカーで実施し、オイルやフィルターの交換は、純正品を使用し建機メーカーで交換しています。

なぜ?

施行中の工事現場で建設重機にトラブルが起きると、現場の作業は中断してしまい、作業工程に大きく影響してしまうので、お客様や発注者様にご迷惑をかけてしまいます。

過去に建機メーカーから、重機にトラブルが起きた原因が非正規品を使っているからと言われ、修理代が高額になった経験がありました。

それならばコストがかかっても、建機メーカーに頼んだ方がいいと判断したからです。

特定自主検査って何?

定期自主検査を行わなければならない機械のうち、建設機械(油圧ショベルなど)や荷役運搬機械(フォークリフトなど)等、特定の機械については、1年以内に1回(不整地運搬車は2年に1回)、一定の資格を持つ検査者が行う検査を受けなければなりません。 この検査を「特定自主検査」といいます。

特定自主検査の方法

特定自主検査の方法としては、ユーザーが自社で使用する機械を、資格を持つ検査者に実施させる「事業内検査」と、ユーザーの依頼により登録検査業者が実施する「検査業者検査」とがあります。

以前は弊社も社員の有資格者に「事業内検査」をさせていましたが、費用がかかってもプロの登録検査業者に任せるようになりました。

理由は、後に「特定自主検査の実施に問題があったからトラブルが起きた」とは言われたくないからです。

消耗品の交換

以前は建機メーカー以外の修理業者で、品質に問題のない安価なオイルやフィルターを使用していました。

なぜならば価格が安いし工賃も安く、だからと言って日々の作業には何ら問題はなかったからです。

しかし「なぜ?」で書いた理由からコストがかかっても、各建機メーカーの純正品を使うことにしました。

終わりに

ひとたび、建設重機にトラブルが起きると、現場の作業は中断してしまい、作業工程に大きく影響してしまします。

このようなことが起きないように、プロである建機メーカーに点検整備を任せることで、安心・安全な施工をしていきます。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。