目標には「自分の力ではどうにもならない目標」と「自分の努力でなんとかなる目標」があります。
例えば、皆さんがYouTuberだとします。
動画の再生回数や広告単価によって変動しますが、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を達成すると、月収の目安は300万~1,000万円になるそうです。
チャンネル登録者数が100万人を達成すると、クリエイターアワードとして「金の盾」が贈られます。
みなさんがYouTuberだったら、どんな目標を立てますか?
「登録者数100万人達成する」という目標を立てる人もいると思いますが、これは「自分の力ではどうにもならない目標」です。
言い換えると「待ち」の目標で、再現性がない目標といえます。
自分が何を、いつまでに、どれくらい行動したらいいのか具体的になっていないからです。
「登録者数100万人達成する」というのは、目標ではなく結果なんです。
でも、「動画を週に4本必ずアップする」というのは「自分の努力でなんとかなる目標」です。
いつまでに、どのくらい行動するかを明確にすることが出来るんです。
ここで分かって欲しいのは、「目標」は「自分の努力でなんとかなる目標」を立てて行くようにしましょう。
そうすると次に、どうやって週に4本の動画をアップするか「施策」を考えるんです。
どんなテーマの動画に絞るかが重要です。
あれもこれもやるとなるとYouTuberとしての特徴がぼやけてしまうので、やめましょう。
「目標」と「施策」が決まったら、後は、毎日繰り返し「やること」を決めます。
いつでも撮影機材を持ち歩いて、面白い場面に出会したらとにかく動画に収めるとか、毎日、仕事から帰ったら家で撮影するなどです。
なぜかというと動画の素材がたくさんないと、編集で面白くすることはできないからです。
そこで、みなさんの経営計画書の「チャレンジ100」に書いた内容をみて欲しいんです。
「自分の努力でなんとかなる目標」はいくつ書かれてますか?
もしその目標を1年以内に達成したいと願うのであれば、何を、いつまでに、どのくらいやると達成できるか明確になっていますか?
自分で決めた「やること」をコツコツと継続できているでしょうか?
これまでの進捗は予定通りに進んでいるでしょうか?
もう一度「チャレンジ100」に自分で書いた内容を見直して、ぜひ「自分の努力でなんとかなる目標」に書き換えてみてください。
やればできることを数字で目標にしていきましょう。