煙山光宏 まずは、エレベーターピッチというのをご紹介します。
みなさん今一番会いたい人を思い浮かべてみてください。
海外の映画俳優でもKpopの歌手でも誰でもOKです。
はい、その人とエレベーターで偶然乗り合わせたら、みなさんはどうしますか？
ドキドキして何も話せないかもしれませんし、せいぜい「ファンなんです、握手してください」と言うことが精一杯かもしれませんね。
偶然エレベーターで乗り合わせて憧れの人と一緒にいられる時間は、わずか20秒から30秒ほどなんです。
そのたったの20秒から30秒で相手に自分を印象付けることが如何にできるかが重要で、これをエレベーターピッチといいます。
20秒で相手に自分を印象付けるためには、事前の準備と練習がとっても大事なんです。
たったの20秒しか時間がありませんから、とっさにあれもこれも話そうとしても伝えられません。
20秒という短時間で行うプレゼンは、自己アピールだけでなく営業活動などにも活用できるスキルです。
しかし、短時間ゆえ伝える内容や順番を整理整頓し、簡潔に分かりやすく話さなくてはなりません。
大切なことは全部アピールしようとするのではなくて、相手に「面白そう、もっと話を聞きたい！」と思わせてゆさぶることが出来れば合格です。
エレベーターピッチのメリットは、
- どんな場面でも言いたいことを簡潔に伝えられる
- 信頼性が高まりやすい
- 考えをはっきりさせられる
- 余計な話を省略できる、などです。
なぜ今回このエレベーターピッチの話をしたかというと、駅前でポケットティッシュを配り、フィットイージーの宣伝活動をしています。
まさかティッシュを配りながら「はなかんでください」とは言わないですよね。
何が言いたいかというと、ポケットティッシュを無差別に渡して一人でも多くの方にフィットイージーを知っていただくこと、そこから興味をもって頂いた方に、実際に見学に来てもらって入会していただくことが最終ゴールです。
要するに、ここでも事前の準備と練習をどれだけできるかで、成果が違ってきます。
今日この記事を読んだら、宣伝活動のエレベーターピッチをぜひ考えて練習してみてください。
そして、同じことをスタッフ全員が言えるようになると、立派なブランディングとなります。
フィットイージーの特徴を２から３のキーワードで伝えることで、そのキーワードに「おや、それ面白そう！」と興味を持たれた人は、必ず行動に変化がでます。
そこを逃さずに「〇〇にご興味がありますか？」と追加の情報をお伝えするといいでしょう。
ポケットティッシュを配るときにしてはいけないことは、私たちの側から人を勝手に選んで渡してはいけないということです。
相手にどんなに不愛想にされても「ありがとうございます」という気持ちで接してください。
あと、どんなに内容が良くても、早口で聞き取りづらいと相手には伝わりませんから、しっかりと抑揚をつけ、滑舌を良くする練習をし、聞き取りやすいプレゼンができるよう心掛けましょう。
ティッシュ配りのような活動をするときに、よくぬいぐるみを着てなりきるという表現をしますが、恥ずかしがらずに役割に徹する、なりきることを覚えておいてください。
1週間、宣伝活動を行いますが、初日の宣伝内容と、最終日の宣伝内容では、最終日の方が内容がみがかれてより相手に響くものになっているはずですので、その内容をしっかりメモに残して、また次回に生かしてください。
はい、今日の知行合一のススメは以上です。
