今後、新卒の社員や土木未経験の社員を採用した場合、仕事を知らないので上手くできないことがあると思います。
仕事も遅いですし質に関しても良くないかもしれません。
ただこれに関しては能力の問題だから仕方がないんです。
何回も何回も繰り返しながらうまくなっていけばいいんです。
仕事に時間がかかったり、仕事の完成度が低いのは能力の問題なので、それは時間をかけて上達していけば問題ありません。
しかし、仕事に取り掛かるまでに時間がかかったり、今やることを後回しにするなどの行動は、姿勢の問題なんですね。
ですからこの姿勢に対しては、特に注意をしなくちゃいけないんです。
仕事に対する姿勢を重視しないといけないのです。
これは返事・挨拶・身だしなみもそうです。
返事が遅かったら仕事に対する姿勢が良くないし、挨拶がなかったり声が小さいのも仕事に対する姿勢の問題なので、その姿勢を正す必要はありますね。
ベクトル勉強会の後に、次回の経営計画発表会の担当を決めましたが、率先して嫌な役に手を上げてくれる社員がいることは、我が社の価値じゃないでしょうか。
イヤなことに対してすぐ表情や態度に出したり、黙ってやり過ごす、そういう人が多い中で、イヤイヤでも引き受けてくれる、そういったところを私はしっかりと見ていますからね。
協力してくれる社員の姿勢ってものを私は感謝してます。
できればやりたくないことだけど、どうせやるなら全力でやってみる、1回目よりも2回目の方が上手くできるようにやってみる、こうやって能力を育てていくんです。
仕事の能力よりも姿勢ってものをありがたいなと思ってますし、今後採用する人材が入っても、仕事に対する姿勢というのは、伝染してほしいなっていうのを強く願っています。
だから、仕事を通じて、社長の私は社員に嫌々でもいいから、いろいろなことをやらせるチャンスを与えないといけないんです。
皆さんも、現場で働く人の能力よりも姿勢を見てあげてください。
姿勢が良かった場合には必ず声をかけてあげて、そういうことは大切なことだぞ、早く始めるっていいぞ、朝早く来るっていいぞっていうのを何度も何度も言ってあげてください。