vol.177_「違い」にこそ価値がある。【アクション】0014

皆さん、こんな経験はありませんか?

「人からアドバイスをもらっても納得できない…」

「色んなノウハウを学んだけど、自分に合っていない気がする…」

成功できない人、ものごとが上手くいかない人がよく言うセリフです。

多くの人が「この方法は良い」と言うから試してみたけど、自分の考え方とは合わないなあ、ということです。

そもそも、成功したい、現状を変えたい、と思ってアドバイスをもらっているはずです。

だから、「成功する人の考え方を知りたい。成功する人と成功しない人の「違い」を知りたい」と思ってるはずです。

今の自分と成功者の「違い」を知り行動すること、つまりやってみることが、成果につながる学びのはずなんです。

 

これまでの自分の「間違った」考え方を変えるために学ぶのが、成果につながる学びのはずです。

にもかかわらず、自分と考え方が「違う」ことについて、「合わない」と言ってい素直に受け入れることをしないのです。

これは矛盾していることに気づいてください。

 

結局「合わないなあ」といっている人は、「自分の考えと同じ考えの人の話を聞いて、自分の考えが正しいことを確認して安心したい」ということなんです。

本来は「違い」にこそ価値があるのに、「共通点」に価値を感じてしまっている。

これは成功できない人の共通パターンです

 

今までの間違った価値観をいったん捨てて、うまくいっている人のマネをすること、成功してる状態をマネるというのは「違和感がある」ということに早く気がつかないといけません。

 

一般的で普通の常識や信念にもとづいて、普通の人と同じように普通に行動して、自分だけ成功するなんてことはありえません。

『仕事ができる人の心得』アクション0014にはこう書いてあります。

私たちは神様ではないです。普通の人です。その普通の人聞が、何のセオリー(理論)もなく、設計図も計画もなく行動を起こして、人様より豊かな生活を求めるとと自体が、土台むちゃな話です。それでも、行動しなければ何も始まりません。

(CCCメディアハウス 小山昇著『増補改訂版 仕事ができる人の心得』)

一般の人たちとは違った考え方をして、一般の人たちとは違った行動をするからこそ、一般の人たちとは違った結果を得ることができる。

だから「成功者とは常に少数派だし、少数派が成功する」わけです。

素直にマネしてやってみる時に「違い」にこそ価値がある、「違和感」を感じる感性を大切にしていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。