vol.72_知られている商品が良い商品。【販売促進】1283

今日のテーマは、知られている商品が良い商品という話をしていきたいと思います。

毎年、新商品、新サービスが開発されています。

ただ多くの中小企業が、その時に壁にぶつかります。

何故かと言うと、新商品・新サービスを開発してもそれをお客様に伝える方法を持ってないからです。

ではみなさんにお聞きします。ロボット掃除機といえば何を思い浮かべますか?

吸引力が変わらない掃除機といえば何を思い浮かべますか?

多くの人がルンバとダイソンを思い浮かべたと思います。

結局のところが良い商品・良いサービスとは何ですかと言う定義を間違えてはいけないんですね。

良い商品・良いサービスとは、お客様にとって優れている商品・サービスである必要はないということなんですね。

どんなに良い商品でも、知らない商品は買うことができません

大手企業であれば、年間で莫大な宣伝広告費を使って、テレビCMなどで世の中に知ってもらうことを実践してます。

要するに、100人のお客様に知ってもらうよりも、100万人のお客様に知ってもらう努力を、継続しているかどうかの方が重要です。

新商品・新サービスよりも、新しい販売チャネルを毎年毎年、一つ一つ増やしていってるかどうかの方が威力が大きく、成果につながります。

販売チャネルとは、商品、サービスを流通・販売するための経路や方法のことです。

販売チャネルさえしっかり持つことができて、新商品新サービスを定期的に開発できれば、それを販売チャネルに乗せてお客様に届ければ良いのです。

お客様は、知らない商品は買えません。

どんなに素晴らしい商品があっても、知らなければ手に取ることができませんから、販売チャネルを開拓すると、ものすごく大変なんで、作り込むまでにものすごい時間がかかるんです。

ですから皆さんもしっかりと目的を持って販売チャネルをどうやって増やすか。

そのためには何をしていかなくちゃいけないのかを、毎日少しずつ作り上げて、積み上げていってほしいと思います。

ぜひ皆さんも、新商品・新サービスの開発以上に新しい販売チャネルを持つこと、SNSを上手に使ってお客様に知ってもらうことを、一つ一つ挑戦していって自分の会社の武器にしていきましょう。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。