昆虫食 国連も推奨 調理の仕方次第で結構おいしく食べられる

昆虫食は馴染みないもの

日本では昆虫は一部の地域を除いては、食べ物としてはあまり馴染みのないものです。

食べ物としての昆虫って、考えられないですよね?

食文化の違い

欧米人からすると日本人は奇妙なものを食べると思われているかもしれません。

学生の頃、授業の中のゲームで「この中でイカやタコを食べたことのある人?」という質問があり、日本人の私以外、アメリカ人は誰も食べたことがありませんでした。

日本は海に囲まれた国ですから、他にも海鼠やホヤなども欧米人からすると、食材として考えてなかったり、馴染みがないかもしれません。(美味しいのに…。)

食べたことがある昆虫は

イナゴの佃煮や蜂の子は食べたことがあります。

甘辛く煮てあるので、虫の味?は感じず、少し苦味があるかな程度でした。

イナゴ缶詰

今まで食べた珍しいもの

私が食べたことのある珍しいものは、沖縄で食べたヘビのスープ、アメリカで食べたカエル、フランス料理店で食べた鳩やウサギなどなど。

ヘビのスープは、肉が硬く感じました。

味はあまり覚えてないけど、臭みはなかった気がします。

カエルは、鶏肉のササミのような食感で美味しかった。

鳩やウサギはどちらも美味しいお肉でした。

基本的にその国の人が食べているものだから、人間が食べても大丈夫なものなはず。

食わず嫌いはいけません。私は結構なんでも食べられる方なんです。

みなさんは、どんな変わったモノを食べたことありますか?

カブト虫を食べてクビになったアイドル?

先日ネットニュースで「ライブでカブトムシを食べたアイドルが事務所を解雇された」というのを見てびっくり!

「かみつき」というグループの雨さんはライブのイベント「利き虫」で見事「土の味がするカブト虫」を当てたそうです。

ハフポスト日本版の取材で「確かに事務所との契約は解除しましたが、それはカブトムシを食べたことが理由ではありません。たまたま時期が重なっただけです」とのこと。

国連が推奨

According to the BBC news world, “UN urges people to eat insects to fight world hunger.”

これを訳すと、「世界的な飢餓と闘うために国連は昆虫を食べることを促しています。」

今現在も「20億人以上の世界の人たちが昆虫で食事を補っている」というのです。

日本人もイナゴや蜂の子など食べる人がいますから、この中に数えられているのでしょう。

イナゴ甘露煮

National Geographicで紹介

ナショナル・ジオグラフィックで紹介している昆虫は、カブト虫、蝶、蛾、蜂、蟻、バッタやコオロギ、蝿、蚊、カメムシなど。

どれも「生」で食べろと言われれば「ちょっと…」となるけれど、加熱して味付けしてしまえばイケそうな気がします。

まとめ

日本では人口が減っていますが、世界的には人口増加による食糧難が起きています。

今から昆虫食を習慣にする必要はないけど、近い将来、人々の主食が昆虫になる日が来るかもしれませんね。

私の経験だと、昆虫も調理の仕方次第で、結構おいしく食べられますよ!

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煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。