大阪に来たのは人生で2度目。
1回目は7年前に、建設重機メーカーの「コマツ」の大阪工場を見学した時でしたが、京都のホテルに止まったので大阪の印象は覚えてない。
2回目の今回は、あるパーソナルフィットネスジムのフランチャイズ本部の社長様にアポを取り、施設を見学させていただきながらお話を聞かせてもらいました。
あらかじめいくつかの質問は用意していきました。
会員費と利用チケットの購入の部分がイメージ出来なかったのでお尋ねしました。
この業態は人に仕事をつけているので、その人の力量で成果が大きく変わってきてしまうと感じた。
店長=トレーナーのトレーナーとしての知識と経験、コミュニケーション能力、営業力など、その人個人に経営者としての仕事と店長としての仕事、そしてトレーナーとしての仕事を全て一人でこなすようでした。
建設業ではよくあることですが、ベテランの技術者に仕事をつけて、その人がいないと仕事が完成しないとなるとこなすことのできる仕事に限度があります。
パーソナルジムのトレーナーも言ってみれば「一人親方」的な働き方になるので、組織を大きく発展させていくのは難しいので、「一人親方」をたくさん育てる必要があると感じました。
個人の「専門性」は、未来永劫保証されるものではない。
そうなると会社の方針にそわないし、売上額や粗利益額も本業に比べると非常に少ない。
適所適材の「仕事に人をつける」ではなく、適材適所で「人に仕事をつける」ことをしないと、組織も経営も安定はありえないから。
実際に足を運び現場を見ることで気づくことがある、それを実感した1日でした。