知らなかった!ハガキのルール

ポストカードはさまざまなタイプ(サイズと重さ)によって郵便料金が異なります。

たとえば、一般的に販売されている「郵便はがき」と同じサイズ(100×148mm)で作られたポストカードは「62円」で送ることができます。
ちなみにサイズの違う「正方形(140×140mm)」のポストカードの郵便料金は「120円」となるそうです。

「このようにポストカードの郵便料金は、ルールにそった表記であるかで62円=「はがき(第二種郵便物)」と、62円以上=「手紙(第一種郵便物)」に分類されます。」

そして今日、ハガキを出すのにこんな「宛名面のルール」があることをはじめて知りました。

「郵便はがき」や「POSTCARD」の記載を上部または左側中央に入れること!

うちの社員が「この記載がないと、62円で送るはがきとして取り扱われません。」と郵便局の窓口で指摘されました。

また、郵便番号の枠をつける際は金赤か朱色で、JIS規格に合わせた箇所に入れること。
郵便番号枠は、ポストカードの宛名面に必ず必要なものではなく、枠を配置する場合には青色や黒色が含まれない赤系の色にしなければなりません。

「郵便番号を読み取る機械が青色や黒色に反応するようにできているため、誤った地域に振り分けられないよう、金赤もしくは朱色を使うように決められています。郵便番号枠を入れる箇所や線の太さはJIS規格により決まっています。」

そうだったのか!知らなかった!

早速、会社で作ったオリジナルハガキをチェックしてみると、「郵便はがき」や「POSTCARD」の記載がな〜い‼︎おまけに郵便番号の枠が緑色‼️封筒の枠は黒!作成するときに赤色印刷代をケチったのでした。

今度、作成するときはルールを守ったハガキ&封筒を作ろうと思います。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。