vol.119_後悔や心配はせず今に集中する。【集中】0749

現在、さまざまな技術革新によって、日本だけでなく世界中が急激な変化をしています。

戦争やコロナ、AIによる仕事の減少、働き方改革、人生100年時代の到来、考え始めたらきりがありません。

未来のことは誰にも予想がつかないので、不安や心配になるのは当然です。

しかし、まだ実際に起きてないことをいつも心配ばかりしていては、自分自身がダメになってしまいます。

将来への不安や過去の失敗、それらをついつい考えてしまう自分がいたとしたら、それはあなたの体にも心にも、そして、あなたが持っている能力にも大きな影響を及ぼします。

ですから、ネガティブな考えが生じたらすぐポジティブな考えに切り替えることが大切です。

誰にでも過去に失敗はあると思いますが、その失敗の大小は自分で決めています。

過去の失敗に捕われていてはいけないことは、みなさんも知っていると思います。

過去に捕われている思考は、後悔やうらみ・つらみです。

起きてしまったことなど過去はもう変えることはできません。

でも、人がその過去の出来事を心の中でどう捉えるかは、いつでも変えることができるのです。

その時のキーとなるのが相手も自分もゆるすこと、そして過去を受け入れることです。

そうは言ってもついつい考えてしまうのは、それがその人の習慣(考える癖)になっているからです。

自分の考えることは、自分自身でコントロールできるようにしましょう。

過去や未来をネガティブに考えることが、悪いということではありません。

でもそのような思いや考えに心を占領され続けては、皆さん一人ひとりが授かった人生を楽しみ、力を発揮することはできないということを分かってください。

なので、自分自身で出来ることの範囲だけで心配し、考えて精一杯行動すればいいのです。

要するに、みなさんの人生というのは、いくら考えても自分ではどうすることも出来ないことばかりを考える為に与えられたのではありません。

そうではなくて、今、目の前にある自分がやるべきこと、できることに集中して行動するようにしていきましょう。

心配や後悔はせず、今に集中出来るようになることで、100%の力を発揮できるようにしましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。