vol.145_ボジティブな言葉に置き換える。【有言実行】1524

よくベクトル勉強会などで「人生は転源自在と上機嫌で上手くいく」と話していますが、その訳を話していきます。

私たちは常に2つの方向で会話をしています。

一つは他人との会話です。

みなさん、自分の普段の会話を10分でいいので録音して聞いてみて欲しいんです。

家族との何気ない会話や仲間との雑談など、自然な普段の会話がいいと思います。

そうすると自分の言葉使いの癖に気づきます。

例えば、相手が話し終わるといつも「でも」と言って、その話を否定する癖のある人であるとか、話をしている割合がいつも自分の方が多く「会話」になってない人など、色々と気づくと思います。

話し始めに「で、」「じゃあ」「ちょっと」「まぁ」など、口癖は自分では気づきにくいものです。

 

2つの方向の会話のもう一つは自分自身との会話です。

自分自身との会話は、頭の中で起きている「考え・思考」のことです。

人と会話をするのと違い、自分自身との会話は独り言を言わない限り録音できないので、自分の癖を知るのは簡単ではありません。

 

人との会話でも、自分自身との会話でも、一番多く自分の言葉を聞いているのは自分自身と言うことに気づいて欲しいんです。

あなたが普段、使っているその言葉を相手に向けて言っていたとしても、あなた自身にもその言葉を向けているんです。

無意識のうちにマイナスな言葉を使っている人は、知らず知らずのうち、自分自身を否定したり、行動をしないように自分で言ってしまっているんです。

だからこそ普段みなさんが使う言葉を、もっと意識してポジティブな言葉に置き換えていくようにしていきましょう。

 

例えば、

失敗したではなく→「挑戦できた」

嫌われたではなく→「縁がなかった」

しんどいではなく→「よく頑張った」

私はダメだではなく→「伸びしろがある」

傷つけられたではなく→「期待しすぎた」

このように選ぶ言葉が変わるだけで印象が違うだけではなく、次の行動にも繋がっていくのが感じられるのが分かると思います。

他人をバカにしたり、他人に向けてマイナスな言葉を使っている人は、一番その影響を受けているのは、自分自身だと言うことを受け入れて、使う言葉をポジティブな言葉に置き換える練習をしていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。