私たちが日常で使っている数字は、単位によってその価値や感じ方が大きく変わります。
例えば、お金の話で言えば、私たちが普段使っているお金の価値は、収入や生活水準によって認識が異なります。
しかし、数百万円という大きな単位でも、車や家を買ったりしたことがある人は、実感として理解することはできると思います。
では、人生の日数について考えるとどうでしょうか?
1年を365日として計算すると、生まれてから10,000日は27歳4か月、20,000日は54歳9か月、30,000日は82歳1か月になります。
このように考えると、単位が円だと実感できるのに、数百万という日数はそもそも人間は生きてはいません。
30,000日前後を迎える頃には、多くの人が人生の終わりを迎えることでしょう。
しかも人生の3分の1は寝ている時間なので、実際に活動している時間はその3分の2しかありません。
ちなみに、40,000日は109歳です。
「生誕40,000日おめでとうパーティー」も夢ではないかもしれませんが、それを迎えられる人は非常に少ないでしょう。
このように、限りある人生の時間を考えると、日々の時間を大切にし、精一杯生きることの重要性が見えてきます。
1億円を実際に手にしたことはなくても、何となくイメージができるかもしれませんが、1億日なんて想像もつかない数字です。
ちなみに1億日は、273,972年と220日に相当します。
私たちは、どれだけの時間を無駄にしているのでしょうか?
時間の価値をもっと意識し、毎日を充実させることが大切です。
以上のような視点を持つことで、日常の過ごし方を変えていきましょう。
悪い習慣をやめて、良い習慣を身につけることで、未来は変わっていきます。
「変わらない、変えない」という決断をしているのは自分自身です。
限られた時間の価値:人生の日々を見直し有意義に使いましょう。