vol.77_失敗した時が成長のチャンス。【失敗①】0683

初めてのことは、うまくいかないことが多いと思いますが、チャレンジ、挑戦した先には、失敗ではなく、成功か成長しかありません。

なぜかと言うと、失敗したということは成功に一歩、近づいたということですから成長なんですね。

一番やってはいけないことは何かというと、何もしないという選択をすることなんです。

「私、失敗しないので」といいたければ何もしなければいいんです。

失敗したということはその前にチャレンジしよう!という意思決定があったからであって、まずはチャレンジしたことを褒めてあげるべきなんですね。

皆さんにもわかって欲しいのは、意思決定をしないことより失敗をすることはずっと大切だということです。

『仕事ができる人の心』の0 6 8 3【失敗1】にはこう書いてあります。

『初めてのことは誰しも失敗する、やる気に正比例する失敗は避けるべきものではない、逃げない、そこから何かを学ぶのです。1回目は一歩前進です。2回目は確認です。3回目は同じ失敗をしてはいけません。自分自身が気にするほど他人はあなたの失敗を気にしていない。』

失敗したと言うことは一歩成功に近づいたと言うことなので、1回目、2回目の失敗を責めるようなことはしません。

むしろ前向きにまずは報告してくれてありがとうと言うことで、失敗の内容をよく聞くようにします。

その時に、次やるときはどうするかを、必ず本人の言葉で言わせることが重要です。

そうすることで、次はいい報告ができるように頑張ろうと前向きになれるようにすることが大切です。

チャレンジしたことが褒められなかったり失敗が悪だと思ってる会社では、言い訳をしながら誰も挑戦しなくなります

そうすると会社はどうなっていくかというと、失敗すると叱られるから失敗が怖いから何もしなくなって、誰かがやってくれればいいという他人任せな人の集団になってしまうのです。

そうなると弱い事業、ライバルと戦うことを避ける、弱い集団になってしまうのです。

やはり失敗をウェルカムとしない文化が会社にあると、そういうふうにどんどんなっていきます。

仕事のできる人の心にも書いてありますけど、1回目失敗した場合は一歩前進だな。2回目は確認、3回目の失敗はやるなよっていう社風文化があると、失敗してもいいんだってなりますから、行動すること、チャレンジする事が重要なんだということで、社員のみなさんには成長してほしいと思ってます。

失敗を悪としない、失敗を成長のチャンスととらえる、そういう会社文化を作っていきますので、みなさんも失敗を恐れずにチャレンジしていきましょう。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。