行政書士試験勉強の体験談〜日々の講義〜

何回かに分けて、私が行政書士試験勉強をしていたときの話をしたいと思います。

合格した2017年の試験には、Lecで横溝先生の「横溝合格プレミアム」と伊藤塾で坂本先生の「速習生講座」をダブルで通信受講して臨みました。

前年までは、Lecで「合格講座」や「横溝合格プレミアム」を通学したり、通信で受講していましたが、「今回が最後のチャレンジ」と決めて臨んだ最後の年だったので、伊藤塾でも受講を決めました。

理由は、どうしても同じ受験校で勉強していると、模試などの出題の仕方などの癖があるため、別の傾向にも対応できるようにしたかったからです。

また、講師の微妙な言い回しや例え話の違いで、理解の「すっきり感」に違いがあるように感じました。

これはただ単に、同じ講師の講義を何度も繰り返し聞いているうちに、「理解したような錯覚」が起きていたのかもしれません。

基本的な講義の内容は変わりませんでしたが、講師によってその年の出題傾向の「読み」が若干違ってくるのと、受験校の「いろ」があるので、2校で勉強できたことはプラスになりました。

デメリットは費用がかかることです。

通信の講義は、とにかく溜め込まないで配信されたら、どんどん視聴するのがベストです。

慣れると倍速で受講しても、しっかり聞き取れるようになりますので、多少は時間短縮ができるようになります。

しかし、どうしても聞き直したり、メモを取るため一時停止したりすることがあったので、結局、通常の講義時間プラスアルファはかかってました。

メモの取り方については、別の記事で紹介します。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。