フソウ開発工業の事業紹介

フソウ開発工業は、昭和62年に創業した「河川築堤工事」をはじめ重機土工事を行なう企業です。
河川の土手に盛り土を施すことで、洪水時に水が堤防を越えても市街地への被害を最小限に抑えられる堤防の工事等を主に施工しています。これまでに荒川、利根川、江戸川、鬼怒川などの河川における公共工事の施工を行ってきました。また工業団地を建設する際に必要となる池の掘削工事、大規模なショッピングセンター等を建設する際の造成工事なども手がけております。

社員数が20名以下と小規模ながらも少数精鋭が当社の強みであり、社員一人ひとりが技術や知識を活かし、柔軟な業務の対応を実現しています。
また社内のコミュニケーション向上のための機会も積極的に設けており、働きやすい環境づくりに励んでいるのも当社の特徴です。

フソウ開発工業

2016年(平成28年)の第30期を節目に、新しいロゴマークを公募し、旧ロゴマークから変更しました。
自然環境・災害防止・公共工事を常に問題なく収めているイメージを丸の中に表現しています。中央に白色で「川」を、その左に沿った線により「築堤」を、右に公共工事を表し、更に川の流れは右肩上がりの成長を表現し、中央部の「川」と左部の「公共工事」で、フソウの「F」も表現しております。

台風や豪雨に見舞われると河川にある堤防が決壊し、洪水を引き起こす危険が高まります。ニュースで報道されるように洪水によって周辺の多くの家屋が浸水し、重大な災害が発生する恐れがあります。また経済的にも大きな損失を出してしまうことになります。
これらの災害に対してより強い特徴を持つ堤防が「防災ステーション」です。防災ステーションは一般的な堤防よりも数十倍の量の盛り土を施します。災害によって洪水が発生する可能性を低くし、また万が一洪水が発生しても被害を最小限に抑えることができます。

当社の工事事業では大きな重機を使用する土工事なので、小さなミスが事故につながる可能性も少なくありません。創業以来これまで多くの工事を請け負ってきましたが、現場での作業の一つひとつを常に丁寧に行なうことで、安全対策の向上を図ってまいりました。また、社員だけでなく地域住民の方々へも安心を提供するのが当社のこだわりであります。

川河の堤防工事では、盛り土に使用する土を10トンダンプトラックで長距離運送することもあります。土砂の運搬に関わる協力業者に対しても、運送中の無事故の徹底を呼びかけており、工事のプロジェクト全てが安全で質の高い遂行となるように努めています。

土木工事では、地域住民の方々にご不安や心配を与えることのないよう、施行中の振動を抑えることに努めております。また工事中の土や埃についても、散水・清掃に気を配ることで、当社では「キレイな」施工を徹底しており、おかげさまで多くのお客様からご好評をいただいています。

また施工中の現場に地元の小・中・高校生を招待させていただき、見学できるイベントも元請のお客様主催により行うことがあります。地域の学生の知識向上のお役に立てることは当社としても大変嬉しい機会であります。今後も地域の皆さまに貢献できる機会を増やしていきたいと考えています。

「自分達の仕事がカタチに残る」という仕事ができるのも当社の特徴です。特に川河の堤防工事では、周辺地域の住民の方々だけでなく広範囲の暮らしの安全を提供する意味もあります。災害に見舞われることの多い日本において、地域を守る仕事は大変やりがいを持っていただけると思います。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。