2020年10月から普通二輪免許を取得するために教習所へ通いはじめました。
「一本橋」が苦手
私が一番苦手だった課題は「一本橋」です。
「一本橋」とは、『長さ15メートル、幅30センチ、高さ5センチ』の直線の台の形をしてます。
この課題は、3メートル手前の停止線で一時停止してからスタートします。
普通二輪(400cc以下)免許の場合は、7秒以上かけてゆっくり落ちずに通過しなければなりません。
卒業検定での失格行為
卒業検定の本番での失格行為がいくつかありますが、「一本橋に乗れない、一本橋を踏み外す、通過出来ない、転倒する」などしてしまうと「失格」となり、検定はそこで中止になります。
教習所の教官が言うには「40歳から50歳くらいの年齢になると、バランス感覚が悪くなり途中で落ちる人が多い」らしいです。
私も「一本橋」に乗った瞬間に落ちてしまったり、乗れてもグラグラしてすぐに落ちてしまってばかりでした。
乗り上げた後、どうしても序盤でバランスが保てないのです。
一本橋で落ちてしまう原因は
何度やっても「一本橋」の途中で落ちてしまう原因は、
①ニーグリップができてなく、膝が開いてグラグラしていること
②目線が前輪とそのすぐ先あたりを見ていること
③上半身が起きてしまい重心が悪いこと
④両腕を突っ張ってしまっていること
でした。
教官からのアドバイス
教官からのアドバイスは、
①タンクを膝でしっかり挟んでニーグリップする
②股でタンクを持ち上げるイメージ
③タンクの中央に重心を持ってくる
④両手のひらにも体重を乗せる
などでした。
なんと言っても、両膝でタンクをしっかりと挟む「ニーグリップ」と「目線を遠くに」することはとても重要です。
気づいたコツ
何度やっても「一本橋」は最後まで通過できませんでした。
しかしある時、別の課題で「障害」の間を通過しているときに気づいたのです。
「障害」はバイクが1台通過できるほどの間隔で左右にポールが立っていて、その間を徐行するコースです。
「あれっ?障害の間を通っている時って左右のポールに一度も当たってしまったことがないぞ!」
「障害を通っている時ってタイヤの軌道は、一本橋と同じじゃん!」
このことに気づいてから「一本橋」を通過する時、左右両脇にポールが立っていてそれに当たらないように行こう!とやってみたら、落ちずに通過することができました。
相変わらず「ニーグリップ」は甘く、教官に「生まれたての小鹿みたい」と言われましたが、コツをつかみ少しづつ安定して通過できるようになってきました。
卒検に向けて
今は2段階の途中で、実際にバイクに乗車できるのは残り3回くらい。
本番直前まで二つあるコースのうち、どっちのコースで検定を受けるかわからないので、しっかりコースを覚えなければなりません。