vol.47_創造する力。【新事業】0824

vol.47_創造する力。【新事業】0824

100年塾の第4講では、毎年、中期5ヵ年計画を作ります。

経営というのは大企業であっても中小企業であってもどちらも、創造する力が未来を変えるということを再認識しました。

社長の仕事の一つに、未来を創造することがあります。

でも、世の中の小さな会社の社長のほとんどが、これを放棄しているんです。

そして未来を創造することを放棄している社長はこういうんです。

「明日のことも、来月のこともわからないのに、未来のことなんて創造できる訳が無いだろう。」って言うんです。

違うんです。

やりもしないで、できる訳がないだろうではなくて、やってみないといけないんです。

積み上げ式では、やりたいことや夢は叶いませんし、強い会社は作れません。

そうではなくて、5年後に会社をどうしていきたいか、10年後にどんな会社でありたいか、これを社長が決めることから始まるんだ、ということを再確認してきました。

未来を決めることで、今やるべきことが明らかになることが重要で、決めたことを徹底してやるしかないんです。

未来を創造して会社を作っていくことで、会社を成長させて行きたいんです。

社長も成長していく、社員教育をしながら社員も成長していくことで、会社も成長していくんです。

もし、社長の考え方も変わらずに、社員の考え方も・行動も変わらずに、会社を大きくしていくことがあったとすると、それは成長ではなく、膨張といいます。

膨張というのは、いつか破裂しますから、正直言って、破裂を起こすのは早い方がいいんです。

1億で会社が破裂するのと、10億で会社が破裂するのでは、ダメージや被害は全く変わってきますからね。

ですから、会社を大きくしよう、未来を良くしていこうとしたら、社長が変わり、社員を変えながら、膨張ではなくて成長していくしかないんです。

社員ひとり一人にも言えることですが、30代、40代で考え方を変えて行動を変えていかないと、50代・60代になった時に、ヤバいベテラン社員が出来上がりますから、その時になってしまったらもう、取り返しはつきませんし、やり直しは効かないんです。

膨張はいつか破裂しますから。

会社に話を戻しますが会社が成長するために必要なことは、未来を創造することと社員教育を続けることです。

明るい未来が待っていることで、今日の苦労は乗り越えることができますからね。

未来をしっかり創造する、そのために今やるべきことを明らかにして、言葉と数字で経営計画書に落とし込んでいきます。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。