vol.56_面倒くさいを放置しない。【変化】1380

vol.56_面倒くさいを放置しない。【変化】1380

社内や現場には、面倒くさいことが溢れています。

業務なので面倒くさくても、やらないという選択肢は基本的にはありません。

面倒なことをすぐに改善したり環境整備しないと、社内は面倒くさいことで溢れていって生産性が下がっていきます。

例えば、スマホやパソコンの使い方で、ある人は当たり前に使っていた機能や操作の仕方を、こうやるともっと早くて便利ですよって教えてもらってやってみると「うわ、すごい、早くて楽ですね」ということがよくあります。

日頃から、これ手間がかかって面倒くさいな、もっと早く楽にできないかなと思うか思わないか、そしてすぐに改善するかしないかなのです。

面倒くさいと思うことは、悪いことではありません。

そう感じたのに放置しておくから、そのまま続けるから良くないのです。

面倒くさいと思ったら改善したり、もっと早くキレイにできる方法を探したり、うまくできている人に聞いてみたりベンチマーキングに行くことが重要になってきます。

なので土木とは違う異業種の会社を見学に行くTTPなどは、面倒くさいことを改善するのにとても良いチャンスなのです。

この改善をどれだけ続けられるかで、社内の生産性や、社員のレベルも上がっていきます。

面倒くさいと感じることは悪いことではないですし、面倒くさい事をそのまま放ったらかしにするか、すぐ改善するかの差なのです。

ここ重要なんですが、3回同じとこで面倒くさいと感じたにもかかわらず、放ったらかしにしてしまうと、人はその面倒くさいに慣れてしまうので要注意です。

そうではなくて面倒くさいと感じたら、小さなことで良いので数多く改善していくことを続けて、面倒くさい事に慣れてしまわないようにしていきましょう。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。