vol.124_今までのやり方を変える。【改善】0248

仕事でもなんでも目標を達成するためには、今までのやり方を捨てて変えていくことが重要になります。

中期5ヵ年計画を達成して高収益企業を創造していく、そういう会社に作り変えていくためには、2%の改善と、2割の改革を続けていく必要があります。

 

2%の改善は、社員の仕事で、日々の仕事の中で小さな改善を数多く行っていくことです。

2割の改革は、社長にしかできない仕事なので、社長が改革に着手しなければ会社は変わってはいかない。

ここでいう改革とは、経済的な成果を高めることを狙いとした社内改革、構造的な改革のことを言っています。

そうしないとイノベーションは起きない、社員では代わりがきかないんです。

 

では具体的に2割の改革、イノベーションとは何をしないといけないかというと、今までのやり方を捨てられるかどうか、これが改革だと思ってください。

イノベーションとは、新しいことに挑戦するっていう意味合いがありますが、それ以上に、今までのやり方を捨てて、新しいことに挑戦するこういった意味合いがあります。

 

改革をするときにいろいろな所に弊害が出てきます。

最大の障害は、社内内部で起こります。

社員から抵抗されたりさまざまなことが起こります。

この弊害に負けずに推し進められるかどうかがカギなんです。

多くの中小企業の社長がここで負けちゃうんですよね。

社内の幹部社員から抵抗されることが予想されるから、改革しないし、改革に着手しても止めてしまうんです。

 

そのほうが楽なんですよね。

そもそも改革っていうのは今までのやり方を捨てて、新しいやり方に着手するわけですから、本当に大変なんです。

社員の皆さんもつらいんです。

その上、社内から抵抗されてるわけですから、ほとんどの会社が着手しません。

 

結局、今までのやり方を、今まで通り続けていくと変化が起きないわけですから、今よりも未来が良くなることはないってことです。

ですから、社長が覚悟を決めて改革2割の改革イノベーションをすることができるかどうかを固定観念を捨ててやっていきます。

中期5ヶ年計画は、今の社員が今のやり方で達成することはできないことはわかっているので、改革を起こしながらイノベーションを起こし成長企業を作っていくしかないですからね。

高収益企業になるためにも、ぜひチャレンジしていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。