vol.28_知ってる人はやっている。【お金】1519

vol.28_知ってる人はやっている。【お金】1519

知ってる人はやっている、お得な日頃の習慣について話すので参考にしてみてください。

ニュースにもなっていますが、4月から私たちの生活にかかわる商品やサービスの価格や制度が見直されます。

多くの食品や電気料金などが値上げとなり、年金額も引き下げられるので、家計への影響も出てきそうです。

例えば、コンビニでいつも買う食べ物の値上げや、値段は同じなのに大きさが小さくなっていたりしてるので、皆さんも実感してるのではないでしょうか。

ある日の出来事ですが、一人の女性がコンビニのATMでお金を引き出そうとしていました。

手続きを終えると画面には220円の手数料が表示されました。

一方で、別の男性が同じ時刻にコンビニで220円の買い物をしました。

この男性は現金を使わずに「キャッシュレス決済」を使って支払いました。

ほぼ同じ時刻に220円を使った二人ですが、一人は現金引き出しの手数料の支払で、もう一人は欲しいものを買うために使いました。

この220円をもし銀行の預金金利で得ようとすると、某都市銀行の1年定期預金の金利が0.002%なので、これで計算すると11,000,000円を銀行口座に預けてないと、220円は得られない金額なのです。

ここでは、預金利子や源泉所得税は考えないものとします。

一方で同じ時刻にコンビニで220円の買い物をした男性は「キャッシュレス決済」、これは電子マネーまたはクレジットカードで支払っていて、そこには「ポイント」が還元されているのです。

同じ支払をしたのに、一方はポイントを得て、一方は預金残高を減らしただけということです。

ちりも積もれば、どんどんこの獲得ポイントの差は開いていくことになるのですね。

今日はキャッシュレス決済のなかでも、クレジットカードを例にして話していきますが、普段の買い物やインターネットでの通販などの支払は、クレジットカードを使っている人も多いと思います。

では、電気・水道・電話などの料金や、生命保険料や損害保険料などの毎月の支払についてはどうでしょうか?

これらの支出をクレジットカード払いに変える機会に、支出を見直してムダを省き、より多くポイントが貯められるようにするのも手です。

そして貯まったポイントを何に使うかが重要ですし、どうやったら貯まったポイントの価値をあげられるのか、これも重要です。

ポイントを何に使うか決めて、普段使うクレジットカードを決めるのも検討の予知があります。

今後も金利は上がりません、預貯金ではほとんどお金は増えませんが、クレジットカードやキャッシュレス決済を使って、ポイントをどんどん貯めると、その差は大きくなるのです。

買い物の支払に限らずに、世の中のルールや制度についても、知っている人はしっかり対応してやってみることで、そのメリットを手にしているんですね。

メリットの多いクレジットカードやPayPayなどの電子マネーを上手く活用してみることを、ぜひやってみてください。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。