外国人との共生社会を目指して:2025年1月は「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」

現代の多様化する社会において、外国人との共生社会を築くことは重要な課題の一つです。

日本で生活するすべての人が、互いの違いを理解し尊重しながら共に社会を創り上げていく。

そのために関心と理解を深める取り組みが求められています。

この課題解決に向け、法務省および出入国在留管理庁は毎年1月を「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」と定め、啓発活動を展開しています。

ライフ・イン・ハーモニー推進月間とは?

「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」(英語名: LIFE IN HARMONY PROMOTION MONTH)は、外国人との共生社会実現を目指す特別な啓発月間です。

この期間中、様々な広報・啓発活動が全国で重点的に行われ、共生社会への意識を醸成する機会が提供されます。

その中心的なイベントが「オール・トゥギャザー・フェスティバル」です。

オール・トゥギャザー・フェスティバルとは?

今年の「オール・トゥギャザー・フェスティバル」のテーマは、「楽しむことから始めよう!世界とつながる交流体験」
です。

このイベントでは、多文化交流の魅力を体験できる企画が盛りだくさん。

主な内容

  • ステージ企画: 各国の音楽やダンスパフォーマンスが披露され、来場者はそのエネルギーを肌で感じることができます。
  • 多文化体験コーナー: 世界各地の伝統工芸や料理を体験し、外国の文化をより身近に感じられる機会を提供します。
  • 展示コーナー: 外国人コミュニティの取り組みや、日本での暮らしに役立つ情報を紹介する展示が行われます。

これらの活動を通じて、来場者は他国の文化や習慣に触れ、異文化理解を深めることができます。

なぜ共生社会が必要なのか?

日本に住む外国人の数は年々増加しています。

職場や学校、地域コミュニティで国籍や文化の異なる人々と接する機会も増えています。

しかし、言葉や文化の違いから生じる誤解や偏見が課題として残っています。

共生社会とは、異なる背景を持つ人々が互いを尊重しながら共に生きる社会です。

この実現には、理解を深め、積極的に交流を図ることが必要不可欠です。

フェスティバルの意義

「楽しむことから始めよう」というテーマの通り、このイベントは肩肘張らずに多文化交流を体験する絶好の機会です。

楽しい時間を共有する中で異文化への理解が自然に深まり、共生社会の第一歩を踏み出せます。

皆様のご参加をお待ちしております

外国人との共生社会の実現は、誰もが住みやすい社会を築くための重要なテーマです。

2025年1月の「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」を通じて、その第一歩を踏み出してみませんか?

特に「オール・トゥギャザー・フェスティバル」は、楽しみながら世界とつながる体験ができる貴重な場です。

ぜひご家族やお友達と一緒に参加して、多文化の魅力を感じ、理解を深めるきっかけをつかんでください!

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。