今日は「言葉の力」についてお話ししたいと思います。
私たちは、日々いろいろな言葉を使って生活しています。
しかし、時には感情的になって、つい人を傷つけるような言葉を口にしてしまうこともありますよね。
でも、覚えておいてほしいのです。
実は、自分の発した言葉を一番近くで聞いているのは、他でもない「自分自身」なのです。
だから、汚い言葉は絶対に言ってはいけません。
誰かに向かって強い言葉をぶつけたつもりでも、最初にその言葉を聞くのは自分の耳です。
そしてその言葉が、自分の心にじわじわと染みこんでいきます。
すると、自分の気持ちが暗くなり、心が荒れてしまいます。
まさに、自分が放った言葉の毒で、自分の心がやられてしまうのです。
昔から「言葉には魂が宿る」と言われています。
「ありがとう」と言えば、そこには感謝の魂が。
「ついてる」と言えば、前向きなエネルギーが生まれます。
しかし、否定的な言葉には、やはりその言葉にふさわしい心の波動が宿ってしまうのです。
だからこそ、怒りを感じたときこそ「ありがとう」と口にしてみてください。
つらいことが起きたときも「これは学びになる」と考えられる人には、不思議と次々と良いことがやってきます。
日頃から「ありがとう」「感謝します」「ついてる」といった美しい言葉を口にする習慣をつけること。
それが、幸せな運命を引き寄せる第一歩なのです。
そして、同じ志を持つ仲間と一緒に、前向きな言葉を交わし合いながら歩んでいけば、信じられないほどの力を発揮できるようになります。
組織も、家庭も、学校も、職場も、温かい言葉が飛び交う場では、みんなが自然と最高の力を出せるようになるのです。
この世界を動かしているのは、実は「あなたの脳」。
つまり、あなたの「考え方」と「行動」で、現実はいくらでも変わっていきます。
これは60年間、汚い言葉を使い続けてきた人でも、今、この瞬間から使うのをやめることができるのです。
「人は簡単には変わらない」という人に限って、「自分は変わらない」という選択をしているだけなのです。
今日から、ぜひみんなで「良い言葉」「美しい言葉」を使うことを心がけてみませんか?