行政書士試験勉強の「やるべきことリスト」を作ってできたものは…

1回目の試験に失敗した後、合格した人がどのくらい勉強していたか、合格体験記で知ることになりました。

なので2回目のチャレンジでは、こんな目標を立てました。

各科目テキスト通読(5回以上)
過去問(10回以上)
タクティスアドバンス民法⬅︎横溝先生のオススメ問題集(5回以上)
クイックマスター行政法(5回以上)
答練・模試問題(5回以上)
条文の読込み徹底
web講義は2回受講する

どうでしょうか?

このくらい当たり前って思った人、こんなの無理って思った人、人それぞれだと思います。

2年目の私は、案の定、計画通りにはいきませんでした。

各科目テキストの通読は、部分的通読確認のみで、通した読み込みは1回のみだった。❌
過去問を10回以上解くはずが、たったの2回のみで、一般知識は1回だけだった。❌
タクティスアドバンス民法は、苦手意識があったのでしっかり5回まわせた!⭕️
クイックマスター行政法に至っては、手を付けたが1回転もできず。❌
答練・模試問題の復習は、たったの2回だけ。❌
条文の読込みは全く徹底できていなかった。❌
web講義は通勤などの移動中に何度も繰り返し聞き流していたのが、意外と効果的だったと思います。⭕️

そもそも私は問題を解くスピードが非常に遅く、選択肢ごとに時間がかかるので、10問解くのに1時間くらいはかかっていました。

「やるぞ!」と計画したことだったけど、すぐに計画倒れとなってしまい、どんどん「自分はダメだ」と思うようになってしまいました。

9月過ぎになってくると、科目別答練や模試など、間違えた箇所を解き直す必要のある問題がどんどん増えてきます。

なので勉強をはじめた早い段階で過去問に取り掛かったほうがいいと思いますが、合格した今、思い返して見ると、過去問を10回も解く必要はないと思います。

不安なので受験校のパッケージに含まれる内容を全部やらないと合格できないのでは?と思いがちです。

それに加えて、直前期ともなると各受験校から不安お煽るような?「追加講座」がこれでもか!というくらい出てきます。

それら全部をやる必要はなく、自分でやるべきことの優先順位をつけて、やるべきことを確実にこなすことが大切だと思いますよ✌️

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。