暗記の方法

皆さんは暗記って得意ですか?私は学生の頃、暗記が苦手で何度も書いたり、キーワードを隠して言えるようにしたりと苦労しました。
大人になってからあるアクティブ・ブレインという暗記法に出会いました。これは脳の使い方を工夫するというか、イメージでどんどん覚えると言ったような内容でした。
ベーシックコースではまず、意味のない名詞を20個順番に覚える練習をします。

野口英世⇨アザラシ⇨メロン⇨オバマ大統領⇨空⇨田んぼ⇨かぼちゃ⇨ラーメン⇨コウノトリ⇨ストーブ⇨国会議事堂⇨マイク⇨新幹線⇨鉛筆⇨中学校⇨アイスクリーム⇨メジャーリーグ⇨ブルドッグ⇨黒板⇨自動車

文字だけを見て覚えようとすると大変ですね。でもこれを「野口英世がアザラシと抱き合っている」⇨「アザラシがメロンを頭に被っている」というようにイメージで連結して覚えるやり方を教えてもらいました。この方法でやると先に書いた20個の意味のない名詞はあっという間に簡単に覚えられます。そして次の日までに100個覚える宿題が出ますが、参加した皆さんちゃんと覚えてくることができていました。私の娘にもこのセミナーを小学校4年生の春休みに受けさせて、ちゃんと覚えることができました。

暗記

この他にも体の部位にあらかじめ番号をつけておいて、そこにイメージを貼り付ける方法も教わりました。
①頭、②おでこ、③目、④鼻・・・という感じでまず、体に番号をつけて覚えます。そのあとに覚えたいものを①から順に貼り付けていきます。
①頭にかめが乗っている、②おでこにわたあめが付いている、③眼に鈴木京香が写っている、④鼻の穴からとっくりが出てくる・・・とこんな感じです。これは私が実際に行政書士の試験勉強で使ったイメージです。①かめ=下命、②綿飴=免除、③鈴木京香=許可、④とっくり=特許・・・という感じです。私の経験でいうとイメージはブラックな方がより強烈に頭に残ります。自分の体につけてもいいし、目の前にいる誰かの体にくっつけるのも面白いですよ。

これらの覚え方は万能ではありませんが、工夫次第で実生活でも利用できるのでオススメです!あまり書くとネタバレになり叱られてしまうのでこのくらいにしておきます。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。