vol.39_時を守る。【時を守る。】0624

vol.39_時を守る。【時を守る。】0624

事務所の2階にも掲示してる「時を守り、場を清め、礼を正す。」という言葉の中の「時を守る」について話していきたいと思います。

時は金なりと言いますが、時間=お金でしょうか。

私は「時間=命」だと思ってます。

自分が使える時間は自分の命とともにありますから、命がなくなれば時間もなくなります。

正しく時間は命なのです。

と言う事は時間の無駄遣いは、命の無駄遣いになるわけです。

天命と言う言葉がありますが、これは天から命をいただいたことです。

宿命と言う言葉は、命が宿った命の始まりを言います。

そして、ここから時間が動き出すのです。

使命と言う言葉がありますが、これは命を使うことだから、時間を使うことです。

誰のために、何のために命(時間)を使うかということが大事なんです。

運命と言う言葉があります。これは命を運ぶのです。人生そのものをいいます。

天命と宿命は変えられません。

例えば、自分の父と母であったり、この日本に生まれたことであったり、今の時代に生まれたことであったり、替えられないものが、天命と宿命です。

でもですね、使命と運命は変えられます。

まずは運命ですが、時間の使い方を変えると自然に運命は変わります。

時間の使い方=使命です。

例えば、今まで夜遅くまで遊び呆けていた人が、朝早く起きて地域の清掃を始めるとすると、その人の人生(運命)は、変わると思いませんか。

今まで行き当たりばったりで物事を行っていた人が、スケジュールを立てて、計画的に時間を使いだしたら、その人の人生は変わって行きます。

つまり時間の使い方を変えると、運命も変わるということです。

「人生は、誰に出会い、何のために、誰のために時間とお金を使うかで変わる。」といいます。

皆さんは人との出会いを大切にしていますか。

出会った人との時間を大切にしていますか。

そして、誰のために命を燃やしていますか。

何のために時間とお金を使っているのでしょうか。

自分のためだけですか。

自分だけ幸せになったら良いのでしょうか。

今までは自分のためだけに時間を使っていた人が、家族のため、地域の人のために時間を使い出すと運命は変わります。

自分が幸せになり、そのことで自分の周りの人も幸せになれる。

これを「人の喜び我が喜び」といいます。

上機嫌で、喜んで世のために人のために時間を使うと運命は変わります。

自分の使命に気づくと、生きている実感や喜びが増え、幸せになります。

まず初めに、誰にでもできることはというと、1日の初めに自分との約束を守る事として「早起き」することです。

自分で決めた時間に起きると言う自分との約束です。

社会人の信頼の第一歩は「遅刻をしない」ことと「納期に遅れない」ことです。

早起きの習慣がもう身についている人は、早起きして何をするかを決めて行動してください。

今日のタイトルにある「時を守る」と言う事は「ルールを守る」ということです。

また、自分との約束を守ると言う事は「人から信頼される」ようになります。

気分屋で個人の感情で生きている人と言うのは、世の中のルールが守られてないため、その結果、人からの信頼を得ていません。

まずは「時を守る」「ルールを守る」ということを実践して、「人から信頼される」ようになっていきましょう。

これができると小さな自信を積み重ねることができます。

どんな時でも、命である時間を大切にして、時を守り良い習慣を身につけていきましょう。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。