vol.68_正しい決定より、早い決定。【攻め】0922

vol.68_正しい決定より、早い決定。【攻め】0922

今日のテーマは、正しい決定より早い決定という話しをしていきたいと思います。

経営というのは決断の連続です。

判断の連続ではありません。

判断というのは、答えがわかっていることを決定することで、決断というのは、やってみないとわからないことを決定すること、それを決断といいます。

さらにコロナによって時代が変わり、生活様式がかなり変わりました。

消費者の行動はもとよりビジネスモデルもそうですし、いろんなことがどんどんどんどん変化していってます。

そんな時代の中では正しい決定をしようとしても、何が正しいかがわからないんですね。

そういうときこそ、早く決定をする、これに一番の価値があります。

早く決定をして早くやってみる。

早くやってみるとお客様の反応が早く出ます。

お客様の反応が早く出るから、改善をして続けるのか、またはやめるのか。

これを早く決定して次の行動に移すのです。

そうすると、意思決定の回数が増える、言い換えると打席に立つ回数が多くなるんですね。

私たちの打率はそう簡単には上がりません。

社員の皆さんも社長の私も同じです。

2割打者の人が4割になるかというと、なかなか打率は上がりません。

それよりも打席に立つ回数を倍にしてみる、3倍にしてみる。

こうして行動を増やしてみると、塁に出る回数確率っていうのはものすごく上がるんですね。

特に一般的に中小企業の社長っていうのは、失敗をしたくないから、正しい答えはなんだろう、正しい決定ってどれだろうってことで時間をかけるんです。

ライバルが決断に時間をかけている間に、私たちは早く決断をして動いてみる。

これを繰り返すことで、正しい答えに近づいていくことができますから、ぜひ、速さっていうのに価値がある、速さっていうのは差別化になるので、これを忘れずに行動していってください。

はい、今日の遅行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。