vol.83_提案する社風。【どうしましょうか】1145

vol.83_提案する社風。【どうしましょうか】1145

会社ではいろいろなことが起こります。

もちろんクレームとか問題とか、そういったものもありますが、会社の中に多分たくさんの課題があるんですよね。

この課題は人によって見え方が違います。

例えば、現場にある小さな課題は社長は気づかないんですけど、社員は気づいてる。

逆に会社として取り組まなくちゃいけない大きな課題は、社長は見えてるんだけど、社員はそれほど見えてなかったりします。

なので、もし課題が見つかって社員のみなさんから「社長こういうことがあるんすけどどうしますか」っていう質問をするときには、社長の私はすかさずです「〇〇さんは、どうしたらいいと思う?」って聞くようにしていきます。

仕事ができる人の心得の1145【どうしましょうか】にこう書いてあります。

「幹部の責任逃れ、本当はこうしたい、ああしたいという気持ちは誰にでもある。本来の姿勢はこうしたい、ああしたい。」

 

つまりどういうことかというと、社長こういう課題があるんですけどどうしますかって聞いてきたときは、本当はこうするべきだと思いますって意見があるから聞いてきてるんですよね。

ただ、社長がこうしようかっていうふうにしてしまうと、考えない社員が育っていきます。

あとは責任逃れになります。

社長が言ったからやりましたみたいな。

ですから皆さんには、どうしますかってことを言われたら「何々さんはどうしたらいいと思う?」っていうのを必ず聞いて行きます。

「私ちょっとわかりません」って言ったら「もう少しその部分考えてからもう一度、持ってきてもらっていい?」って突っぱねるぐらい提案する組織、提案する環境、提案する社風、これをぜひみんなで作って行きましょう。

そうしないと「SL機関車経営」がはじまるんです。

これはどういうことかというと、社長が先頭で引っ張る経営です。

これが社員5人だったらいいんですけど、10人20人になったときに動きが悪くなります。

例えばAさんが、私に相談しに来たとします。

「じゃあ今回はこうして」と言ったとします。

それにAさんが納得しなかった場合、Aさんは別の社員に同じことを相談したりするんですね。

こうなるとAさんにとって納得のいく回答をくれる人探しが始まるのと同時に、社長が決定・決断、社員が実行ということが成立しない、自分勝手な組織ができていくんです。

会社は社員個人がやりたいことをする場所ではありませんからね。

そうではなくて、時を重ねながら経験を積みながら考える社員を育てていって、提案ができる社風をつくっていかないといけないんです。

その考え方がずれないようにするために、ベクトル勉強会やチャットボイスで価値観を合わせてるわけですから、この部分忘れないようにして、提案することを実践してください。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。