vol.74_感性を磨く。【サンクスカード】0607

vol.74_感性を磨く。【サンクスカード】0607

私たちの会社には「サンクスカード」という道具があります。

『仕事ができる人の心得』【サンクスカード】0607 にはこう書かれています。

『従業員同士で小さな行いに感謝しあい、コミュニケーシヨンを円滑にする。幹部は 1ヵ月20枚以上を目標にする。 』

ありがとうと言った回数だけ、自分が幸せになれる、サンクスカードはそんな道具なんです。

感謝は目に見えないことなので、形にしないと伝わらないんです。

どんなに感謝をしていても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。

なので、フソウ開発工業では、心からの感謝の気持ちを形で表すことにしています。

会社は、感謝ができる人を育てていきますので、感性を磨くことを大事にしています。

なぜかというとですね、感謝ができる人っていうのは、まず心が素直なんですよね。

あと感性がいいんです。

感謝ができる相手の良い所を見つけて、言葉に出して伝えることができるからです。

サンクスカードっていうのは感謝を伝える道具である前に、相手の良いところを見つける、もしくは相手の良いところに気づく訓練なんですね。

もし、サンクスカードが書けない人がいたら、それはサンクスカードを書く時間をとってなかったり、仲間の良いところを探そうとしてないからです。

毎日10分時間を決めてサンクスカードを書く、仲間の良いところを探す時間を10分取ればサンクスカードは書けます。

そういうふうにしながら進めていってください。

サンクスカードをたくさん貰う人と書く人のどちらがすごいかというと、圧倒的に書く方ですね。

感謝ができる素直な人、相手の良いところを見つける感性がいいわけですね。

感謝されて嫌な気持ちになる人はいません。

感謝されないで、つまり認められなくて寂しい気持ち、悔しい気持ちになる人はいます。

皆さん一緒に働く仲間のことは大切に思ってるわけですから、ぜひサンクスカードで感謝を伝える、感謝する文化っていうのを会社に根づかせて、明るく強い会社を作っていきましょう。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。