何かにチャレンジする時に、自分の努力だけで切り開くことが出来ることばかりではなく、チャンスが訪れたことに気づき、そのチャンスを自らつかむことが重要です。
これを「チャンスのドア」という例で紹介します。
この「チャンスのドア」は、自分では自由に開けることができません。
「チャンスのドア」は思いもよらないタイミングで、突然目の前に現れるのです。
まずこの「チャンスのドア」が目の前に現れたことに気付けないと、ドアが開いたとしても、飛び込むことができません。
またこの「チャンスのドア」に気付けたとしても、「チャンスのドア」の自分側にはドアノブがないのです。
ということは、誰かが「チャンスのドア」の向こう側から開けてくれた時のみ、「チャンスのドア」が開くのです。
いつ、誰が、「チャンスのドア」を開けるか分からないけど、開いたドアに飛び込むかどうかは、自分で決断しないとなりません。
それも瞬時の決断ができないと「チャンスのドア」はすぐに閉じてしまい、次にいつ開くか誰にも分からないのです。
チャンスをつかめる人というのは、ある程度、準備ができている必要があるんです。
でも100%の準備ができる人なんていません。
中途半端な準備でも「チャンスのドア」を誰かが開けてくれた瞬間に、飛び込む決断ができるかどうかは自分次第なんです。
これは仕事でも一緒です。
未経験の仕事に「自分にやらせてください」と言えるかどうか。
任されごとは、試されごとです。
今のあなたにできないことは、任されることなんてまずありません。
もしその仕事を断ったら、他の誰かが手を挙げて奪っていきます。
この時に「やったこともない仕事で失敗して恥をかかなくて、あ〜よかった」と思うか、または「しまった、出遅れた」と思うか。
できるかどうかは、引き受けてから考えるくらいじゃないと「チャンスのドア」に飛び込むことはできないと思ってください。
今後、みなさんの目の前に開いた「チャンスのドア」の存在に気付き、そのドアに飛び込むきっかけになれば嬉しい限りです。