vol.19_気づきを共有する。【気づく】0353
はい、今日のテーマは、気づきを共有する。という話をしていきます。
成果の上がる社員教育には、時と場所を共有したという共通の価値観が不可欠です。
そして、人は気づいたことからしか、変わることが出来ないし、成長することは出来ません。
皆さんは普段から、気づきを共有しているでしょうか。
人は同じものを見たり、同じ体験をしても、心に響くポイントや、感じることが人によって違うのです。
気づいたこと、感じたことが、今のその人の心境となり、何を見て、何に気づいたかが、その人の財産になります。
勉強会でも研修でも、一緒に体験したほかの人と、感じたことが同じという場合は、価値観、感性があってきている、すり合わせが上手くいってる証拠でもあります。
体験した人の口からでてきた言葉、気づきが、その人の成長につながるのです。
教育とは、教え、育むことです。
なので、教わったり体験しただけでなく、気づいたことを共有することが育むことになるのです。
毎月のベクトル勉強会で、最後に今日の気づきを発表してもらっているのも、こういった理由からです。
あるTTPに参加した時に、日々の環境整備で気づきの共有が出来ていなかった事に気づき、気づきの共有をするように二人の参加した社員に言いました。
それ以来二人はずっと続けてくれています。
言われたことを、しっかりと続けられるということは、非常に大切なことで、優秀な証拠なんです。
今の姿勢を謙虚に続けることで、間違いなく成長していくと思います。
なので皆さんも、毎日15分間の環境整備をやって気づいたことを、何でもいいので、ぜひ一言、共有してください。
気づいたことに良いも悪いもありませんし、ましてや大喜利ではないので、笑いをとる必要もありません。
ですが気づきには、感性が磨かれていないと気づけないレベルがあります。
気づきは、目で見たことばかりではないので、匂い、音、触った感触などからも気づきは得られます。
なので、これからも気づきの感性をしっかり磨いて、気づきの共有をするようにしましょう。
はい、今日の知行合一のススメは以上です。