vol.3_ 報告の重要性。【部下】1337
今日のテーマは、報告の重要性という話をしていきたいと思います。
仕事上手は、報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)が上手だというのをご存じでしょうか?
この、ほう・れん・そうの中で1番難しいレベルが高いのはどれかと言うと、報告なんです。
まず連絡は、もし連絡をサボるとお客様からクレームが来たり、連絡してもらわないと困る人がいますから、その人からクレームが来ます。
なので連絡というのは比較的、皆さんできていると思います。
次に相談に関しては、相談する人は自分自身が困っている状況にいますから、相談もほっといても普通にできます。
ただ報告に関しては、してもしなくても誰にも迷惑がかからないから、そのため報告が1番おざなりで、いい加減になりがちなんです。
そんな中から報告をいかに数多くするかで、社内の仕事っていうのはものすごくスムーズになりますので、生産性を上げることに繋がるということです。
その理由は、部下から上司、社員から社長に報告の数が増えれば増えるほど、社内に見えない形でかなりの時間を使ってる「確認業務」というのを減らすことができるんです。
「○○やったかとか?」とか「前に頼んだ○○どうなったか?」とか、仕事を頼んだ人が後でこれを確認しないとって考えてる時間と、実際に確認する時間を減らすことができますから、これは圧倒的な生産性パフォーマンスにつながります。
ですから報告をしっかりさせること、特に念のため報告しなさい、報告のしすぎはないんだよということを、ベクトル勉強会などで繰り返し伝えてるし、経営計画書にも書いていますので、ぜひ上手になってください。
あと皆さんに伝えたいのは「報告っていうのは、自分の手柄を社長もしくは上司に認めてもらう事」を報告っていうんです。
「自分はこんなに朝早く来たんです」
「自分はもうこの仕事終わったんですよ」
「お客様とコンタクトとってますよ」
など、それを何回も報告するって事は、私こんなに頑張ってますよということを認めてもらうことですから、それを漏れなくできる人が評価されていくことをわかって欲しいのです。
その方が社員の皆さんも動きやすいと思います。
あと重要なのは、皆さんで情報の取捨選択を勝手にしないことです。
これは報告しなくてもいいやとか、報告しても意味ないやとか、自分基準で決めないことです。
1日仕事をしていたのに報告することが何もありませんと言うのは、仕事をしてなかったのと一緒です。
情報が社内を大量に駆け巡るような環境を作っていきたいと思います。
今日の「知行合一のススメ」は以上です。