vol.10_行動はできない自分を教えてくれる。【守破離】0765

vol.10_行動はできない自分を教えてくれる。【守破離】0765

今日のテーマは、行動はできない自分を教えてくれるという話をしていきたいと思います。

経営計画書の51ページに学びの4つのステップというのが書いてあります。

これを読んでみると「守・破・離」には4つのステップがあると言うことが書かれています。

レベル1というのは、できないことを知らない状態、あるいは、できると思いこんでいる状態です。

レベル2は、できないことを知っている状態。

レベル3は、意識すればできる状態。

レベル4は、無意識でもできる状態で、④のことを習慣になっているといいます。

人間は習慣になるまで、この4つのステップを必ず通ります。

初めて何かをやる人は、この②をどれだけ知ることができるかが重要なんです。

自分にはできているはずだとか、自分はやっているはずだって言うことが、いろいろな人の話を聞いてみたり、実際にやってみると、これはできないなぁとか、やってないなぁってことがわかってきて、レベル②になるんですね。

できないことを知っている状態、そこから意識しながら繰り返し、繰り返し行動することで、レベル3レベル4になっていくこういう流れになります。

マラソンで例えてみます。

マラソンは、スタートラインに立つ勇気に価値がある、そこが1番の重要なところなんです。

42.195キロ走れるか、走れないかは、実はどうでもよくて、走れないということが理解できれば、もうレベル2なわけです。

ただスタートラインに立たなければ、走れる走れないかもわからないレベル1の状態なんです。

マラソンを走ったことがある人は分かると思うんですが「5kmでこんなに辛いのか」と、今の自分ではフルマラソンは走れないってわかるんです。

もっと言うと、5kmのスタートラインに立つ覚悟と、フルマラソンのスタートラインに立つ覚悟は、準備の段階から全く違うんですね。

これは人生や仕事についても同じことが言えます。

なので行動することで、できない自分が本当にわかるんです。

先日、私は100年塾の社長方と富士山マラソンを走ってきました。

今回は、しっかりとした準備や練習をせずに走ったので、27kmまでしか走れませんでした。

社長の私が何かをやってみて「できなかった」と言うことで、皆さんも「できなくてもいいのか」ということで、まずとにかく行動しチャレンジしてみることが、軽く素早くなってくると思ってます。

できないことに価値がある、出来ない事はもうレベル②だってことで、今後さらに、行動を増やしていって欲しいと思います。

今回のマラソンでは、ランニングする以前に、体質改善すのことと、やっぱり体を日頃から整えておくことが重要だと気づいたので、1年後に向けてしっかりとやっていきます。

はい、今日の知行合一のススメは、以上です。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。